( 知事記者会見 )
第43回ユネスコ世界遺産委員会への出席報告
1 要 旨
知事は、7月3日から5日の3日間、ユネスコの世界遺産委員会が開催されているアゼルバイジャンの首都バクーを訪問した。
7月3日及び4日に、遠山敦子静岡県富士山世界遺産センター館長とともにアゼルバイジャン・バクーで開催されているユネスコ第43回世界遺産委員会に参加し、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の保全状況報告書の審査状況の把握とユネスコ関係者等と面会・意見交換を行った。
また、現地に所在する世界遺産を訪問し、管理責任者と意見交換を行った。
2 概 要
日程 | 内容 |
7月3日(水) | ・世界遺産委員会出席(関係者との意見交換) |
7月4日(木) | ・世界遺産委員会出席(富士山審議)
・世界遺産「ゴブスタンの岩絵の文化的景観」訪問 |
7月5日(金) | ・世界遺産「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿及び乙女の塔」訪問
・アブルファス カラーエフ アゼルバイジャン文化大臣(第 43回世界遺産委員会議長)との面会 |
3 決議の概要
(1)合意された資産のヴィジョンの中で、管理及び保全の責務を継続して果た
していることを認める。
(2)構成資産とその緩衝地帯が、持続可能な観光と土地利用を促進する方法で
管理されていること及び管理体制の各組織が完全に機能している状態にあ
ることを認める。
(3)登録時に特定された全ての分野において順調な進展が見られることを歓迎
する。
(4)世界遺産センター及び諮問機関による確認のために、用意ができ次第、開
発規制対策案に関する詳細情報を提出することを要請する。
(5)諮問機関による確認のために、2020年12月1日までに、保全状況報告書を
提出することを要請する。
会見日 |
2019年7月9日 |
担 当 |
文化・観光部 文化局富士山世界遺産課 |
連絡先 |
保存管理班 TEL 054-221-3746
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