( 資料提供 )
「ハラール対応鯖ラーメン」試作開発者の知事表敬
MaOIプロジェクトで事業化支援中
「ハラール対応鯖ラーメン」の試作開発者が知事を表敬訪問
海洋生物資源を活用した新たな産業の創出を目指す「マリンオープンイノベーション(MaOI)プロジェクト」の事業化支援を受けている(株)岩清(焼津市)が、県水産技術研究所と共同で、海洋由来の微生物を活用した「ハラール対応鯖ラーメン」を試作開発しました。
本試作品は、今年2月にUAEのドバイで開催された中東最大の食品・飲料の総合展示会「Gulfood 2020」において、現地バイヤー等から高い評価を得ました。この結果を踏まえ、(株)岩清では「ハラール対応鯖ラーメン」の商品化及び中東への輸出を目指していきます。
この取組の成果を報告するため、(株)岩清の代表者が知事を表敬訪問します。
1 表敬訪問の概要
○ 日時 令和2年3月13日(金) 午前10時30分〜10時50分
○ 場所 知事室(県庁東館5階)
○ 訪問者 株式会社 岩清 取締役 岩崎 智子 氏、岩崎 容子氏
2 試作品の概要
(1)ハラール対応鯖ラーメンについて
○ (株)岩清では、従来より、焼津小川港産の鯖を練り込んだ塩味ベースの「鯖ラーメン」を販売。(令和元年度「ふじのくに新商品セレクション」金賞を受賞)
○ 今回試作開発した「ハラール対応鯖ラーメン」は、醤油ベースでサバの旨みが強く引き立つ和風スープ。醤油を含め、原料はすべてハラールのものを使い、ムスリムの方でも安心して召し上がって頂ける商品となっています。
(2)試作開発の経緯(県の関わり)
区 分 | 内 容 |
技術的
支援 | 県水産技術研究所が海洋由来の微生物を活用した発酵調味料の製造方法を開発。(H30〜R元) |
県水産技術研究所と(株)岩清が共同研究契約を締結。
上記技術を応用し、サバ内臓発酵エキスを開発。ラーメンスープ用原料として提供。(R元) |
資金的
支援 | (株)岩清を含むコンソーシアムの取組を「マリンオープンイノベーション事業化促進助成」の補助事業として採択。(R元〜R3) |
3 今後について
(株)岩清では、引き続きMaOIプロジェクトの事業化促進助成を活用し、輸出に向けた改良、発酵エキスの量産、商品化を進め、中東等への輸出を図るほか、インバウンド向けハラール食として県内ホテル等にも売り込んでいく予定。
提供日 |
2020年3月11日 |
担 当 |
経済産業部 産業革新局産業イノベーション推進課 |
連絡先 |
産業イノベーション推進班 内藤 TEL 054-221-2609
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