（ 資料提供 ）
2019年 春季賃上げ要求･妥結状況（最終報 6月28日現在）
〜妥結額5,542円、賃上げ率1.91％で前年（5,637円、1.93％）を下回る〜 1 概況（最終報 6月28日現在）
県内の調査対象民間労働組合500組合のうち、277組合から有効回答があり、そのうち、春季賃上げの要求を行った組合は258組合であった。
これら258組合の平均要求額は、加重平均で7,579円、賃上げ率で2.61％であった。
また、258組合のうち、6月28日までに妥結した252組合の平均妥結額は、加重平均で5,542円、
賃上げ率で1.91％であった。
2 前年との比較（加重平均）
（1）平均要求額
春季賃上げの要求を確認できた258組合の平均要求額を、前年（276組合、7,832円、2.69％）と比較すると、金額で253円、賃上げ率で0.08ポイント、ともに下回った。
（2）平均妥結額
春季賃上げの要求を確認できた258組合のうち、6月28日までに妥結した252組合の平均妥結額を前年（275組合、5,637円、1.93％）と比較すると、金額で95円、賃上げ率で0.02ポイント、ともに下回った。
3 業種別妥結状況
「製造業」と「運輸業、郵便業」の妥結状況をみると、「製造業」では平均妥結額が5,809円（1.93％）で、前年（6,009円、2.01％）と比べて下回っている。
一方、「運輸業、郵便業」は平均妥結額が3,849円（1.55％）で、前年（3,825円、1.58％）と比べて上回っている。
4 企業規模別妥結状況
従業員規模別に妥結状況をみると、「300人以上」では5,655円 (1.93％)、「299人以下」では4,243円 (1.71％)であった。
5 2019年春季賃上げ妥結状況の特徴
妥結状況をみると、平均妥結額・賃上げ率ともに前年を下回っている。また「300人以上」と「299人以下」の企業の、平均妥結額の差が1,412円となり（前年は1,472円）、大手・中小企業の差は昨年より小さくなった。
| 提供日 |
2019年7月9日 |
| 担 当 |
経済産業部 就業支援局労働雇用政策課 |
| 連絡先 |
労働政策班 TEL 054-221-2338
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