( 資料提供 )
静岡市紺屋町地下街の地下水熱交換システムの運転を開始します
静岡市紺屋町地下街の“地下水熱交換システム”
の運転を開始します! |
県では、地下水を冷暖房に有効活用する省エネで地産地消型の熱交換システムの普及に取り組んでいます。
昨年12月、静岡市紺屋町地下街にモデルとして設置した地下水熱交換システム(地下街に湧出する地下水を活用)について、夏に向け、6月3日(月)に運転を開始します。
システムの設置場所は、地球温暖化対策アプリ「クルポ」のクールポイント(省エネ体験施設)にもなっていますので、この機会にぜひ、足を運んでいただき、地下水を活用した冷房を体験いただきたいと考えています。
1 設置場所
紺屋町地下街 K8出口下の休憩スペース
2 システムの設置及び運転状況
時期 | 状況 |
平成30年12月19日(水) | 設置 |
12月21日(金) | 運転開始 |
平成31年3月6日(水) | 運転休止 |
令和元年6月3日(月) | 運転開始 |
※春と秋は、運転を休止
3 システムの仕組(冷房)
(1)排水されている地下水湧水をポンプで汲み上げる。
(2)汲み上げた水に熱交換器・ヒートポンプで放熱し、不凍液を冷却する。
(3)冷却した不凍液が輻射パネルの中を循環し、周囲を冷やす。
※冬はヒートポンプで温めた不凍液が輻射パネルを循環し、周囲を温める(暖房)。
4 地下水熱交換システムのメリット
・年間を通じて温度変化が小さい(気温と比べて夏は冷たく冬は温かい)地下水
の熱を活用することで、一般的な空調設備と比べ消費電力が半減する。
・一般的な空調設備と異なり、外気に熱を放出しないため、ヒートアイランド現
象の緩和につながる。
提供日 |
2019年5月28日 |
担 当 |
くらし・環境部 環境局環境政策課 |
連絡先 |
企画班 岡田 TEL 054-221-3597
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