( 資料提供 )
生産は対前月比で低下、出荷は上昇
静岡件鉱工業指数 (平成31年4月分速報)
1 生産指数の動き
平成31年4月の鉱工業生産指数(季節調整済:平成27年=100)は103.2となり、前月比は2.3%減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比(原指数)は3.3%増と2か月ぶりに前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、食料品・たばこ、汎用・生産用・業務用機械、金属製品等が上昇する一方、電気機械、化学、輸送機械等が低下した。
2 出荷指数の動き
平成31年4月の鉱工業出荷指数(季節調整済:平成27年=100)は102.1となり、前月比は3.1%増と2か月連続して上昇した。
また、前年同月比(原指数)は1.0%増と2か月ぶりに前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、輸送機械、食料品・たばこ、汎用・生産用・業務用機械等が上昇する一方、化学、電気機械、プラスチック製品等が低下した。
3 在庫指数の動き
平成31年4月の鉱工業在庫指数(季節調整済:平成27年=100)は111.4となり、前月比は3.0%減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比(原指数)は3.2%増と9か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、汎用・生産用・業務用機械、金属製品、その他製品等が上昇する一方、化学、輸送機械、食料品・たばこ等が低下した。
<参考>四半期推移及び在庫循環図
在庫循環図
・ 在庫積み増し局面(景気拡大期)
需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。
・ 在庫積み上がり局面(景気後退初期)
供給が需要より多くなってくると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、
在庫の積み上がりが起こる。
・ 在庫調整局面(景気後退期)
適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。
・ 意図せざる在庫減局面(景気拡大初期)
需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。 |
提供日 |
2019年6月27日 |
担 当 |
経営管理部 ICT推進局統計調査課 |
連絡先 |
商工班 TEL 054-221-2240
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