（ 知事記者会見 ）
県庁西館障害者アート空間化オープニングセレモニー・第21回静岡県障害者芸術祭の開催
○ 県庁西館障害者アート空間化オープニングセレモニーの開催
障害のある人が制作したアート作品を企業等が有償で借り受け、レンタル料の一部を作者へ還元し、障害のある人の作品発表機会の創出と創作意欲の向上、経済的自立につながることを期待して、まちじゅうアートを展開する。
まずは県が有償で借り受けた作品を、県庁西館２階と４階に展示するとともに、ねむの木学園から寄贈された手描き友禅「21世紀の花火」の複製画をシンボル作品として西館２階ロビーに展示し、県庁西館の障害者アート空間化を目指す。
オープニングセレモニーを11月８日（金）に開催する。
１ オープニングセレモニー概要
日時：令和元年11月８日(金) 午前11時から午前11時20分まで
場所：県庁西館２階ロビー
出席予定者：知事、ねむの木学園宮城まり子園長、展示作品の制作者
内容：知事挨拶、来賓挨拶、除幕式
２ 展示作品概要
（１）シンボル作品（３点：西館２階ロビー展示）
・手描き友禅21世紀の花火（複製画）（中央に展示）
ねむの木学園のこどもたちが1987年染色工芸家の故久保田一竹（くぼたいっちく）さんの指導の下で共同制作した作品の複製画。実物は縦3.6メートル、横7.0メートルの絹布に描かれた手描き友禅のタペストリーで、約３か月の制作期間をかけて完成させた大作。鮮やかな色彩と大胆な構図は見る者を圧倒し、湧き出る愛と情熱、そしてエネルギーに心を揺さぶられる。作品（実物）は、パリ、東京など国内外各地で開催された美術展で展示され、多くの人々に感動を与えた。ねむの木学園から寄贈を受けたが、実物のサイズでは、常設展示が困難であるため、縮小したサイズで複製画を制作し、展示する。
・社会福祉法人富岳会制作作品（複製画）（ふじさんっこクラブ側に展示）
・社会福祉法人草笛の会制作作品（複製画）（障害者支援局側に展示）
（２）その他の作品（10点：西館２階（スルガ銀行前に展示）
西館４階（コンビニ横フリースペースに展示））
県内の社会福祉法人や芸術作品の制作に取り組んでいる団体や個人で活動している方の作品を有償レンタルし展示する。
作品の入替を、約３か月ごとに実施し、より多くの作品を展示する。
（３）展示作品等写真
・21世紀の花火
○ 第21回静岡県障害者芸術祭の開催
12月３日から９日までの障害者週間に向けての啓発行事として開催している「静岡県障害者芸術祭」について、昨年度同様内容を充実させて開催し、障害のある人の発表等の機会の創出と県民の理解促進を図ります。
１ シンボルイベント
日程：令和元年11月23日(土・祝) 午後１時から午後４時まで
会場：菊川文化会館アエル 大ホール
内容：大前光市ダンスパフォーマンス、式町水晶（しきまちみずき）ライブステージ、県内障害者施設によるステージ等
鑑賞支援：聴覚障害のある方向けに「サウンドハグ」を県内初導入
２ 作品展・イベント
日程：(中部)令和元年11月９日(土)〜11月12日(火) ※11日（月）は休館日
(東部)令和元年12月13日(金)〜12月15日(日)
会場：(中部)清水文化会館マリナート ギャラリー（静岡市清水区）
(東部)プラサヴェルデ 市民ギャラリー（沼津市）
内容：越智貴雄（おちたかお）写真展、県内の障害のある人の作品展示等
３ 県民ＰＲイベント
日程：令和元年12月７日(土) 午前10時30分から午後４時まで
会場：ＪＲ静岡駅北口地下広場
内容：障害者施設等によるステージ、ミニライブ等
| 会見日 |
2019年11月6日 |
| 担 当 |
健康福祉部 障害者支援局障害者政策課 |
| 連絡先 |
就労支援班 TEL 054-221-3619
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