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( 平成30年度 ) |
( 資料提供 )
2016年度(平成28年度)産業廃棄物の実態調査結果の公表
2016年度(平成28年度)
産業廃棄物の実態調査結果の公表 |
廃棄物の減量化を目指している県では、産業廃棄物の排出及び処理状況等の調査を行い、2016年度(平成28年度)の結果を取りまとめたので公表します。
なお、本結果は「第3次循環型社会形成計画(平成28年3月策定)」にて設定した2020年度目標値と比較しております。
(概要)
産業廃棄物排出事業者及び処理業者から提出された前年度の報告書等を基に、2016年度(平成28年度)における産業廃棄物の排出及び処理状況を推計しました。排出量については前年度と比べ減少し、目標値を達成しましたが、最終処分量については42千トンの増加となり、目標値0.5%増となりました。
産業廃棄物の排出量及び最終処分量(最終処分率) (単位:千トン/年)
区分 | 2013年度
(平成25年度)
実績 | 2015年度
(平成27年度)
実績 | 2016年度
(平成28年度)
実績 | 2020年度
計画目標値 |
排出量
(対2013年度) | 10,862 | 9,725
(10%減) | 9,717
(11%減) | 10,862 |
最終処分量 | 193 | 183 | 225 | - |
最終処分率 | 1.8% | 1.9% | 2.3% | 1.8% |
※最終処分率=最終処分量/排出量
(説明)
(1)産業廃棄物の総排出量は9,717千トンで、前年度に比べ▲約8千トン。
(2)種類別の排出量では、上位3品目で総排出量の約84%を占めた。
ア 汚泥・・・・・5,318千トン(55%)(前年度5,489千トン ▲171千トン)
イ がれき類・・・2,071千トン(21%)(前年度1,958千トン +113千トン)
ウ 動物のふん尿・・803千トン(8%)(前年度818千トン ▲15千トン)
(3)業種別の排出量では、上位3業種で総排出量の約86%を占めた。
ア 製造業・・・・・4,306千トン(44%)(前年度4,789千トン ▲483千トン)
イ 建設業・・・・・2,674千トン(28%)(前年度2,448千トン +226千トン)
ウ 電気ガス水道業・1,590千トン(16%)(前年度1,360千トン +230千トン)
(4)産業廃棄物の最終処分量は225千トンで、前年度に比べ+約42千トン。
(5)排出量と最終処分率の増減について
・排出量については、種類別では汚泥、業種別では製造業の減少幅が最も
顕著でした。
・最終処分率の増加については、混合廃棄物の最終処分量の増加が主な原因で
す。
(県の取組)
産業廃棄物適正処理推進研修会の実施等により、産業廃棄物の3R(リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生利用))の促進に今後も継続して取り組みます。
提供日 |
2018年8月3日 |
担 当 |
くらし・環境部 環境局廃棄物リサイクル課 |
連絡先 |
産業廃棄物班 TEL 054-221-2424
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