( 資料提供 )
生産・出荷ともに対前月比で低下
静岡県鉱工業指数(平成31年1月分速報)
1 生産指数の動き
平成31年1月の鉱工業生産指数(季節調整済:平成27年=100)は104.0となり、前月比は2.9%減と3か月連続して低下した。
また、前年同月比(原指数)は4.6%増と7か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、汎用・生産用・業務用機械、電気機械、食料品・たばこ等が上昇する一方、輸送機械、化学、プラスチック製品等が低下した。
2 出荷指数の動き
平成31年1月の鉱工業出荷指数(季節調整済:平成27年=100)は104.7となり、前月比は0.5%減と3か月連続して低下した。
また、前年同月比(原指数)は5.7%増と4か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、食料品・たばこ、電気機械、汎用・生産用・業務用機械、金属製品等が上昇する一方、輸送機械、化学、非鉄金属等が低下した。
3 在庫指数の動き
平成31年1月の鉱工業在庫指数(季節調整済:平成27年=100)は108.8となり、前月比は4.6%減と2か月ぶりに低下した。
また、前年同月比(原指数)は4.8%増と6か月連続して前年を上回った。
業種別の前月比(季節調整済指数)では、汎用・生産用・業務用機械、パルプ・紙・紙加工品、食料品・たばこ等が上昇する一方、化学、輸送機械、プラスチック製品等が低下した。
4 平成27年基準への改定について
産業構造の変化等による経済実態を反映するため、5年ごと(西暦の末尾が0または5の付く年)に鉱工業指数の基準年を更新する改定を行うこととしており、今月から平成27年基準への改定を行った。
詳細については別添『静岡県鉱工業指数の平成27年基準への改定について』参照。
<参考>四半期推移及び在庫循環図
在庫循環図
・ 在庫積み増し局面(景気拡大期)
需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。
・ 在庫積み上がり局面(景気後退初期)
供給が需要より多くなってくると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、
在庫の積み上がりが起こる。
・ 在庫調整局面(景気後退期)
適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。
・ 意図せざる在庫減局面(景気拡大初期)
需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。 |
提供日 |
2019年3月28日 |
担 当 |
経営管理部 ICT推進局統計調査課 |
連絡先 |
商工班 TEL 054-221-2240
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