1 相談全体
平成29年度中部県民生活センターに寄せられた消費生活相談は2,428件で、
前年度の2,289件に比べ6.1%増加しました。中でも、ハガキやメールによる
架空請求に関する相談の増加が顕著でした。
その他、情報化に伴う新たな商品・サービス(光回線の乗換え契約、フリ
マアプリ、仮想通貨等)の出現により、相談内容が多様化・複雑化しており、
高齢者や若年層がトラブルに巻き込まれる事例が増加しています。
特に若年層については、民法の成人年齢引下げの動向を踏まえ、若年消費
者教育・啓発活動の早期実施に一層力を入れて取組んでいきます。
2 架空請求
(架空請求はがきに関する相談事例)
「法務省民間告訴告知センター」から「消費料金」の告訴通知ハガキが届いた。
身に覚えはなかったが、取り下げ期日が今日になっていたので慌てて連絡先に
電話をかけた。
弁護士費用として10万円を請求された。「払えません」と答えたら電話が切れた。
(ポイント)
○架空請求ハガキの相談233件のうち229件(98.3%)が、「法務省」関係
機関をかたり、「消費料金」に関する訴訟を告知するものでした。
○不安になり相手方に電話をすると、弁護士や裁判の相手方と称する者か
ら次々に電話があり、金銭の支払いを要求してきます。
●●消費者へのアドバイス●●
○身に覚えのないハガキやメールが届いても、絶対に相手方へ連絡しない
でください。
○金銭の要求方法として、コンビニ店でプリペイドカード(ギフト券等)を
購入させ、電子マネーを騙し取る手口が増えていますのでご注意ください。
☆おかしいな、不安だなと思ったら、消費生活相談窓口へ御相談ください☆ 中部県民生活センター 電話番号 054-202-6006 消費者ホットライン 電話番号 (局番なし)188(イヤヤ)
(お住まいの郵便番号を入力すると市町窓口等へつながります) |
提供日 |
2018年6月6日 |
担 当 |
くらし・環境部 中部県民生活センター |
連絡先 |
消費者行政班 TEL 054-202-6016
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