• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 記者提供資料 > 「21世紀アジアのグローバル・ネットワーク構築と静岡県の新たな役割に関する調査研究」

ここから本文です。

記者提供資料
( 平成29年度 )


前頁へ 次頁へ 発表日別一覧へ 公表形態別一覧へ 部局別一覧へ


( 知事記者会見 )

「21世紀アジアのグローバル・ネットワーク構築と静岡県の新たな役割に関する調査研究」



(要旨)

 静岡県立大学グローバル地域センターは、2018年度から「21世紀アジアのグロー
バル・ネットワーク構築に向けた研究」に取り組む。
中国が進める「一帯一路」に注目し、静岡という地域の視点から、そして静岡県
と浙江省との地域間交流の実績を踏まえ、歴史と現代に跨るより多様なアジア地域
間ネットワーク形成の課題に国際共同研究によって取り組んでいく計画である。

(背景)

 経済発展を続けるアジアの各地域は、単に工業生産分野を欧米に代替する役割を
担うのみではなく、グローバルな生産のあり方や経済の質を転換させることが求め
られている。また、人口問題という世界的に重要な主題から見ると、2030年、2050
年などに大きな転機が訪れる。工業化した地域は高齢化のピークを迎え、中国は、
2030年を分水嶺として、その後、急速に高齢化社会に転じる。また、世界人口の増
加のピークは、2050年と予想されている。これらの結果、必要となるであろうアジ
ア規模の人口流動化(労働力の再配分)や経済活動の地域的再編などの課題に直面
する。
 このように、グローバルに今後を見据えたアジアの変化からも、アジアの地域間
ネットワーク構築の課題が見えてくる。すなわち、アジアに歴史的に見られた広域
地域秩序と、地域間に生じた交流・競争・摩擦などを多角的に組み合わせてみる
と、今後3つの地域関係モデルが導かれる。それらは、(a) 圏域として構想された
グローバルな広域アジアであり、主には、中国を中心とした周縁との地域連関から
なる。次に、(b) 異なる経済発展や多様な歴史文化を背景に持つアジアの地域間連
携が想定される。さらに、(c) 静岡・清水、御前崎と寧波・舟山のつながりなど、
アジアの海域を繋ぐ沿海都市間の多様な地域ネットワーク・モデルである。この沿
海都市ネットワークは、14世紀北欧のハンザ同盟などにもさかのぼるEUの下での
「バルト海沿海都市連合(Union of the Baltic Cities)」のように、アジアにお
いても長い歴史を持ち、今後のアジアの変動に応えるべき多様な地域間ネットワー
クの構築に重要な役割を果たすと考えられる。

(概要)

○ 調査研究の進め方
(1) 研究会の設置…濱下 武志 センター長が総括し、同センターのアジア太平洋
    部門の研究員のほか、アジアの歴史・文化、中国経済等の専門家等で構成
    する研究会を設置し、招聘した講師によるレクチャー及び当該講師を交え
    た議論も行いながら研究を進めていく。
(2) 研究成果の公表…3年を目途に調査研究を進め、研究報告書を作成するとと
    もに、国際シンポジウム等を開催し、研究成果を国内外に発信する。

※ 静岡県立大学グローバル地域センターの概要
  県が設立した静岡県公立大学法人が設置・運営する静岡県立大学の附置センタ
ー(2012年度設置)。同センターは、2011年度末に解散した財団法人静岡総合研
究機構(SRI)における地域課題等に関する調査研究機能を承継した。
  現在、「アジア・太平洋」、「危機管理」、「地震予知」の3部門を設置し、
 調査研究を行っている。


会見日 2018年1月11日
担 当 文化・観光部 総合教育局大学課 TEL 054-221-3275
連絡先 静岡県立大学グローバル地域センター TEL 054-245-5600

前頁へ 次頁へ 発表日別一覧へ 公表形態別一覧へ 部局別一覧へ