令和7年度 記者提供資料


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( 資料提供 )

インフルエンザの流行期となりました

−危機管理情報−
〜インフルエンザの流行期となりました〜

 
 インフルエンザの発生動向調査は、第36週(9/1〜9/7)から新シーズン(2025-2026シーズン)となり、新シーズン7週目となる、第42週(10/13〜10/19)の感染症発生動向調査で、静岡県内のインフルエンザの定点当たり患者数が4.23人に増加し、流行開始の目安とされている1以上となりました。
 今後、さらに流行が拡大することも考えられますので、県民の皆様には、感染拡大防止に努めていただくようお願いします。
週(期間)
39(9/22-9/28)
40(9/29-10/5)
41(10/6-10/12)
42(10/13-10/19)
定点当たり(全報告数)
0.47(65)
0.62(86)
0.99(138)
4.23(588)

<参考> 
  • インフルエンザの定点当たり患者数とは、県内の小児科、内科併せて139の定点医療機関の1医療機関当たりの1週間の患者数です。
  • 流行開始の目安とされている患者数は1、注意報レベルは10、警報レベルの開始は30、警報レベルの終息は10です。
  • 例年11月中旬から12月頃に流行入りし、流行入りから、4〜7週程度で注意報レベルとなることが多くなっています。
  • 第42週での流行入りは、2024年と同じで、記録が残る2006年以降、3番目に早い流行入りとなります。(2009年、2023年はシーズン開始の第36週にすでに流行期となっていました。)

<第42週 県内保健所別発生状況>
保健所
報告数
定点当たり
地域
定点当たり
賀茂
2
0.67
東部
2.38
熱海
9
1.50
東部
57
2.85
御殿場
33
5.50
富士
18
1.20
静岡市
88
3.52
中部
2.26
中部
7
0.41
西部
260
13.68
西部
7.96
浜松市
114
4.07
県全体
588
4.23
 <県民の皆様へ>
ワクチンの接種について
  • インフルエンザによって高齢者や基礎疾患のある方は、重症化することがあり、乳幼児ではまれにインフルエンザ脳症を起こすことがあります。ワクチン接種により、死亡や入院の危険が減少するとされています。
  • 今シーズンのインフルエンザワクチンの供給量は、昨シーズンの使用量を超える供給量となります。
  • 65歳以上等の定期接種対象者で接種を希望する方は、お早めの接種をお願いします。
  • 定期接種対象者以外でも、特に、基礎疾患のある方や、乳幼児、以前インフルエンザにかかってつらかった方は接種の御検討をお願いします。

(インフルエンザワクチンの接種によって、インフルエンザの重症化を予防する効果や発症をある程度抑える効果が期待できる一方、接種時の体調によっては副反応などが生じる場合もありますので、かかりつけ医などと相談しつつ、接種を検討いただくようお願いいたします。)
  • なお、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同時に接種できます。

「うつらない」・「うつさない」ための取組の徹底
  • 体調が悪い場合は、人が集まるイベントに参加することは控えましょう。
  • 人混みでは、咳エチケット(咳やくしゃみが出るときは、マスクを着用するか、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い顔を他の人に向けない)を励行しましょう
  • インフルエンザと診断されたら医師の指示を守って服薬し、外出を控えるとともに、家庭内でも咳エチケットを徹底し、十分な休養をとりましょう
  • 人が集まる室内では、十分に換気をしましょう
  • こまめに手洗いをしましょう
  • なるべく密を避けましょう
  • 十分な栄養と睡眠をとり、健康管理につとめましょう

■ 添付資料

インフルエンザの流行期となりました:インフルエンザの流行期となりました( 203KB )

過去のインフルエンザ定点当たり患者数の推移(静岡県):過去のインフルエンザ定点当たり患者数の推移( 70KB )


提供日:2025年10月24日
担 当:健康福祉部 医療局感染症対策課
連絡先:静岡県感染症管理センター TEL 055-928-7220

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