令和7年度 記者提供資料


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( 資料提供 )

生まれたばかりの赤ちゃんの病気を調べる「新生児マススクリーニング検査」に2疾患の検査を追加します

1 概要
  生まれたばかりの赤ちゃんが、先天性代謝異常症などの21種類の病気にかかっていないか採血で調べる「新生児マススクリーニング検査」について、新たに2疾患(脊髄性筋萎縮症(SMA)、重症複合免疫不全症(SCID))の検査を追加します。検査は従来の検査で使用した検体を使用するため、赤ちゃんへの負担はなく、追加の検査費用も不要です。


2 検査について
(1)対象者
   令和7年5月1日以降に県内医療機関で出生した新生児

(2)対象者の負担
   従来の21疾患の検査に用いている「ろ紙血」を活用するため、再度採血する必要はなく検査費用は無料です。

(3)検査の申込方法
   従来の21疾患の検査を実施している医療機関を通じて申込みができます。
   同意書の提出が必要なため、詳しくは出産した医療機関等にお尋ねください。

(4)留意事項
   この検査は、こども家庭庁が実施する「新生児マススクリーニング検査に関する実証事業」であるため、保護者の同意を得た上で、こども家庭庁へデータ(検査数や陽性者数などの個人が特定されないデータのみ)を提供します。


3 問合せ先(出産した医療機関等の所在地ごとに担当が変わります)
 ○静岡県健康福祉部こども若者局こども未来課(静岡市・浜松市を除く県内市町)

     電話番号:054-221-3309
 ○静岡市こども未来局こども家庭福祉課
     電話番号:054-254-2111
 ○浜松市健康福祉部健康増進課
     電話番号:053-453-6117

4 参考(2疾患の検査を追加する経緯)
  こども家庭庁では、早期発見、早期治療により重篤な症状を防ぐことが期待できるSMA、SCIDの検査の全国展開に向け「新生児マススクリーニング検査に関する実証事業」を行っており、静岡県もこの実証事業に参画しました。

■脊髄性筋萎縮症(SMA)
全身の筋力低下が進行し、治療しないと乳児期に亡くなることもある病気です。重症型の多くは乳児期に発症します。出生2万人あたり1人の割合でSMAをもつ赤ちゃんが生まれるとされています。https://www.sma-rt.org/sma.html
    ■重症複合免疫不全症(SCID)
    乳幼児期から感染症を繰り返し、治療しないと乳児期に亡くなることもある病気で、生まれつきの免疫不全症の中で最も重症な病気です。出生5万人あたり1人の割合でSCIDをもつ赤ちゃんが生まれるとされています。https://pid-nbs.jp/scid.html




    5 静岡県HP
      https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/kodomokosodate/boshihoken/1071940.html

    ■ 添付資料

    生まれたばかりの赤ちゃんの病気を調べる「新生児マススクリーニング検査」に2疾患の検査を追加します:生まれたばかりの赤ちゃんの病気を調べる「新生児マススクリーニング検査」に2疾患の検査を追加します( 62KB )

    新生児マススクリーニング検査実証事業リーフレット():新生児マススクリーニング検査実証事業リーフレット( 463KB )


    提供日:2025年4月25日
    担 当:健康福祉部 こども若者局こども未来課
    連絡先:母子保健班 TEL 054-221-3309

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    このページに関するお問い合わせ

    静岡県知事戦略局広聴広報課
    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
    電話番号:054-221-2265
    ファクス番号:054-254-4032
    PR@pref.shizuoka.lg.jp