令和8年度 記者提供資料


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( 資料提供 )

県内で麻しん(はしか)患者が確認されました

-危機管理情報-
〜県内で今年初の麻しん(はしか)患者が確認されました〜


1 要旨
 3月中旬以降、全国で毎週30人程度の麻しん患者が発生していますが、4月11日、静岡県中部保健所管内の医療機関から麻しんの発生について連絡がありました。
 調査の結果、患者は周囲への感染性を有する期間に「3 患者が不特定多数の方と接触した可能性がある施設」を利用していましたので、接触した可能性がある方は、「4 患者と接触した可能性がある方へ」を参考に、適切な行動をお願いします。
 現在、調査により特定できている接触者については健康観察を進めており、発症した場合には直ちに受診するようお願いするなど、感染の拡大防止に努めています。なお、患者はすでに回復しています。

2 患者の概要
中部保健所管内在住の50歳代男性(麻しん予防接種1回)
発症前の期間に海外渡航歴なし
発症日:令和8年3月31日(発熱)
診断日:令和8年4月11日
経 過:令和8年4月3日発疹出現、4月6日に解熱し、回復しています

3 患者が不特定多数の方と接触した可能性がある施設
  • 施設への直接のお問合せは御遠慮ください。
  • 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以内と言われていますので、現時点で下記施設を利用しても、感染の心配はありません。
  • 患者の滞在日時
    施設名
    所在地
    令和8年3月31日 火曜日
    午後6時10分〜6時20分頃
    ウエルシア島田御仮屋店島田市御仮屋町9530
    令和8年4月1日 水曜日
    午後0時〜0時10分頃
    ウエルシア島田しずてつ東町店島田市東町2685
    令和8年4月6日 月曜日
    午後1時〜2時頃
    ジョイフル静岡島田店島田市稲荷1-1-28

4 患者と接触した可能性がある方へ
 当該施設を当該時間に利用された方は、下記により適切な行動をお願いします。
    • 麻しん患者と接触した場合は、接触後最大21日間、体調に注意してください。
    • 発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。
    • 受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。

5 麻しんについて
(1)症状等
 潜伏期は通常10〜12日間(最大21日間)であり、38℃程度の発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が2〜4日続き、その後39℃以上の高熱と共に発疹が出現します。また、麻しんに伴ってさまざまな合併症がみられ、全体では30%にも達するとされます。肺炎や、頻度は低いものの脳炎の合併例もあり、特にこの二つの合併症は麻しんによる2大死因となり、注意が必要です。

(2)感染経路等
 空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12〜14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1〜2人)が、日本国内では約85%の人が麻しんの免疫を持っており、このような感染拡大は起こりません。感染力のある期間は、発症1日前から解熱後3日を経過するまでです。

(3)治療
 特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。

(4)予防
 ワクチンの効果は非常に高く、ワクチン接種を受けた人の95%以上が免疫を獲得します(接種しても、数%は免疫が獲得できない場合や、獲得した免疫が持続しない場合もあります。)。現在、1歳(第1期)と小学校入学前年度(第2期)に、麻しん・風しんワクチンの定期予防接種を実施しており、予防接種を2回していれば感染するリスクはかなり低下します。麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。麻しんの定期予防接種をまだ受けていない子どもは、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。

(5)麻しん患者の発生状況
(単位:人)
平成30年
(2018年)
令和元年
(2019年)
令和2年
(2020年)
令和3年
(2021年)
令和4年
(2022年)
令和5年
(2023年)
令和6年
(2024年)
令和7年
(2025年)
令和8年
(2026年)
全国
279
744
10
6
6
28
45
265
236(注1)
静岡県
5
10
1
0
2
2
0
2
1(注2)
                               注1:全国は4月5日時点の速報値
                               注2:静岡県は4月11日報告の本件のみ

 昨年から流行が続いており、2026年は4月5日までに全国で236人の患者が確認されています。特に関東地方での患者が多くなっていますので、関東地方で人が集まるイベント等に参加した後、1〜2週間後に発熱した方は、医療機関を受診する際には、麻しんである可能性を伝えてください。医療機関におかれましては、麻しんである可能性を考慮して、診療を行っていただきますようお願いします。
 

<本年の都道府県別麻しん発生件数(発生が多い10都府県>
(4月5日までの速報値)
都道府県名
発生件数
都道府県名
発生件数
東京都
72
埼玉県
17
鹿児島県
27
栃木県
12
愛知県
23
大阪府
12
千葉県
20
新潟県
10
神奈川県
20
岩手県
4

【参考】麻しんについて
<厚生労働省ホームページ>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
<国立健康危機管理研究機構ホームページ>
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/measles/index.html

■ 添付資料

県内で麻しん(はしか)患者が確認されました:県内で麻しん(はしか)患者が確認されました( 157KB )


提供日:2026年4月13日
担 当:健康福祉部 医療局感染症対策課
連絡先:感染症管理センター TEL 055-928-7220

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