令和6年度 記者提供資料
( 部局長等記者発表 )
令和6年度静岡県地域防災訓練の実施
1 目 的
本県では、昭和58年度から、毎年「地域防災の日」を中心とした地震防災強化月間において、「地域の特性に応じた防災体制の確立」と「県民の防災意識の高揚による減災の実現」を目的に、自主防災組織を主体とした地域防災訓練を実施している。
静岡県地震・津波対策アクションプログラム2023では、「想定犠牲者の9割減災」と「被災後生活の質的向上」を目指した新たな取組を始めており、自助、共助の再確認と改善に取り組むことで、地域防災力の更なる向上を図る。
2 統一実施日
令和6年12月1日(日)「地域防災の日」(12月の第1日曜日)
自治体により任意の日を設定する場合がある。
3 訓練想定
各地域の特性に応じ、地震・津波・火山噴火災害のほか、風水害による被害等
のリスクを踏まえた想定のもと訓練を実施する。
訓練実施項目については、別添の「令和6年度静岡県地域防災訓練実施要領」
別紙第1「訓練項目例」を参考として実施するものとする。
なお、実施に当たっては、感染症防止に留意し、地域特性を踏まえ実施するも
のとする。
- <重点項目 概要>・・・令和6年度地震防災強化月間実施方針より
自助 | ○「わたしの避難計画」の作成及び点検 ・ハザードマップで自分のいる場所の災害リスクを確認 (総合防災アプリ「静岡県防災」の活用) ○緊急防災情報の確認 (「南海トラフ地震臨時情報」、「特別警報」、「高齢者等避難」、 「避難指示」、「緊急安全確保」) ○避難訓練など自主防災活動への参加 ・避難場所、避難経路、避難所要時間の確認 (総合防災アプリ「静岡県防災」の活用) ○身の回りの防災対策の確認 ・家具類の固定 ・家庭内の7日分の生活物資の備蓄 (ローリングストックによる食料品保管、風呂等での生活用水確保を含む) ・携帯トイレの備蓄 |
共助 | ○避難所運営訓練の実施 ・自主防災組織の運営体制の確認 ・女性の視点を取り入れた避難所環境や運営方法の確認 ・避難行動要支援者の所在の把握と支援方法の確認 ・上記確認事項を踏まえた避難所運営訓練の実施 ○避難訓練の継続的な実施 ・避難所要時間や避難経路の検証 ・若年世代の地域防災活動への参加 |
<能登半島地震を踏まえて追記する重点項目>
自 助 | ・住宅の耐震化の確認 ・火災防止対策の確認(感震ブレーカー、住宅用火災警報器などの備え) ・電気・ガス・水道・電話・交通機関等の被害の発生を想定した備えの確認 |
共 助 | ・自主防災組織における情報伝達方法の確認 ・感染症対策や衛生環境改善(簡易トイレ・マンホールトイレ等)を踏まえた 避難所運営訓練の実施 ・孤立が予想される地域における対応(住民が主体となったヘリポート開設訓練、通信手段の確認、給水訓練や炊出し訓練など) |
5 実施主体・協力機関等
実施主体 自主防災組織、地域内の事業所、消防団等
協力機関等 県、市町、静岡県警察、消防本部、自衛隊、海上保安庁等
荒天等の場合は、住民の安全確保を最優先として、市町ごとの状況判断に基づ
き対応することとする。
■ 添付資料
令和6年度静岡県地域防災訓練の実施について:( 140KB )
発表日:2024年11月20日
担 当:危機管理部 危機対策課
連絡先:危機対策課長 TEL 054-221-3594
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