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ホーム > 記者提供資料 > 東京都における麻しん(はしか)患者の発生について

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記者提供資料
( 令和5年度 )


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( 資料提供 )

東京都における麻しん(はしか)患者の発生について



危機管理情報
〜東京都で麻しん(はしか)患者が発生しました〜
接触した可能性がある方は、体調に注意してください!


1 要旨
 5月10日と11日に東京都で麻しん患者が2名発生し、別添のとおり、東京都が注意喚起しています。患者のうち1名が周囲へ感染させる可能性がある期間に、静岡県内で公共交通機関を利用していたため、接触した可能性がある方は、「2 患者と接触した可能性がある方へ」について、お願いします。
 なお、今回発生した患者2名は、いずれも5月1日に報道提供した茨城県で発生した患者と、同じ新幹線を利用していました。

【共通して利用した公共交通機関】

 4月23日(日曜日)
新神戸(18:52発)

東海道・山陽新幹線のぞみ50号東京行 9号車(グリーン車)

東京(21:33着)


【感染性のある期間に今回の東京都の患者が利用した公共交通機関】

 5月4日(木曜日)
三島(18:54発)

東海道新幹線こだま740号東京行 10号車(グリーン車)

新横浜(19:29着)

2 患者と接触した可能性がある方へ
  • 麻しん患者と接触した場合は、接触後最大21日間、体調に注意してください。
  • 発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しん患者と同じ新幹線を利用した」ことを連絡の上、速やかに受診してください。
  • 受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。

3 麻しんについて
(1)症状等
 潜伏期は通常10〜12日間(最大21日間)であり、38℃程度の発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が2〜4日続き、その後39℃以上の高熱と共に発疹が出現します。また、麻しんに伴ってさまざまな合併症がみられ、全体では30%にも達するとされます。肺炎や、頻度は低いものの脳炎の合併例もあり、特にこの二つの合併症は麻しんによる2大死因となり、注意が必要です。

(2)感染経路
 空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12〜14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1〜2人)。

(3)治療
 特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。

(4)予防
 ワクチンの効果は非常に高く、ワクチン接種を受けた人の95%以上が免疫を獲得します。しかし、接種しても、数%は免疫が獲得できない場合や、獲得した免疫が持続しない場合があります。現在、1歳(第1期)と小学校入学前年度(第2期)に、MRワクチンの定期予防接種を実施しており、予防接種をしていれば感染するリスクは少なくなります。麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。麻しんの定期予防接種をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。

(5)発生状況(単位:人)
令和元年
(2019年)
令和2年
(2020年)
令和3年
(2021年)
令和4年
(2022年)
令和5年
(2023年)
全国
744
10
6
6
6
静岡県
10
1
0
2
0

■ 添付資料

東京都における麻しん(はしか)患者の発生について:

東京都における麻しん(はしか)患者の発生について

( 118KB )

東京都報道提供資料 (東京都) :

東京都報道提供資料

( 278KB )


提供日 2023年5月12日
担 当 健康福祉部 感染症対策局感染症対策課
連絡先 感染症対策課 TEL 054-221-2986

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