令和6年度 記者提供資料
( 資料提供 )
木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI−0」の令和5年度実績
木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI−0」の令和5年度実績 |
1 要 旨
- 静岡県耐震改修促進計画(第3期・令和3年度〜7年度)に基づき、市町と連携し、木造住宅の耐震化を推進している。
令和5年度の木造住宅の耐震診断助成実績は3,107件、耐震補強助成実績は698件で、耐震補強助成における事業開始(平成14年度)からの実績累計は26,516件となった。
2 過去5か年のプロジェクト「TOUKAI−0」の実績 (単位:件)
3 令和5年度の分析
- (1) 耐震診断助成事業は、事業の総仕上げとして周知啓発を強化した効果及び令和6年能登半島地震の被害による防災意識の向上等により前年度から24.4%の増となり、平成23年度以来12年ぶりに3千件を超えた。耐震補強助成事業は5年ぶりに増加した前年度を上回った。
(2) 建替・除却助成事業は、耐震化が必要な木造住宅の築年数が既に40年以上を経過していることから、耐震補強よりも建替えや除却を選択する方も増加しており、平成30年度に初めて100件を超え、以降ほぼ120件から160件の間で推移している。
4 今後の取組
- (1) 木造住宅耐震化の総仕上げを図るため、計画期間の令和7年度までの残り2年間で耐震化に向けた周知を徹底して行う。今年度は、テレビCMの放映、新聞広告、戸別訪問、ダイレクトメールなど複数の手法による重層的な呼び掛けを実施する。特に高齢化率が高く耐震化が進んでいない賀茂地域は、戸別訪問への県職員の同行やダイレクトメールの優先配分など重点的に取組を実施する。
(2) 何らかの事情により耐震補強に踏み切れない世帯に対しては、耐震性がある住宅への住み替えや、防災ベッド又は耐震シェルターの設置など「命を守るための取組」の実施を呼び掛けていく。
<参考:静岡県耐震改修促進計画における住宅の耐震化目標(令和7年度末)>
耐震化率95%(現状値89.3%(平成30年10月現在※))
※耐震化率は5年ごとに実施する総務省調査「住宅・土地統計調査」の結果をもとに推計
■ 添付資料
木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI−0」の令和5年度実績:( 127KB )
提供日:2024年5月16日
担 当:くらし・環境部 建築住宅局建築安全推進課
連絡先:建築耐震班 TEL 054-221-3076
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