県立がんセンターの腫瘍内科の設置について


 寄せられたご意見  ( 受付日:令和4年08月26日 )

臓器の枠を超えた薬物治療ができる内科医は、これからのがん治療を受ける患者には必須だ。; 誰もがこの病院で、個人にあった薬物治療を受けられるよう、腫瘍内科の設置を要望する。


 県からの回答    ( 回答日:令和4年09月27日 )

一般的に「腫瘍内科」は、がんの種類、臓器を問わずに幅広くがんの薬物療法を専門的に行う診療科を指します。
 当院はがん治療の専門病院ですので、がんの種類、臓器に特化し、より専門的に対応できるように各診療科を標榜しています。
 例えば「消化器内科」と標榜されていますが、診療内容は、消化器癌、腹部原発の腫瘍のがん薬物療法を専門としており、消化器腫瘍内科としての役割をはたしております。また、薬物療法のみではなく、支持療法、緩和治療など薬物療法一連の治療も行うこともからも、腫瘍内科という標榜にはしていません。
 さらに、当院ではチーム医療を重視しており、臓器の枠を超えた薬物治療については、必要に応じて複数の診療科や職種による検討を行って対応もしています。
 ただし、非常に稀ながんについては、当院でも経験が乏しい場合もあり、そのようなときに、患者さんが治療選択するための支援として、国立がん研究センターの稀少がんセンターなどの他院へセカンドオピニオンをお勧めする場合はあります。
 患者さんと家族を徹底支援することは当院の基本理念であり、患者家族支援センターやよろず相談など、患者さんの支援部署も設置しています。このような部署がサポートいたしますので、ご活用ください。


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[ 主担当課 ]

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