津波浸水想定図について


 寄せられたご意見  ( 受付日:令和4年03月05日 )

県が公表する津波浸水想定図は、「津波による河川内や湖沼内の水位変化を図示していないが、津波の遡上等により、実際には変化することがある」と注意書きされている。狩野川、子持川、新中川は、津波の河川遡上の心配がある。避難行動にあたり重要であるため、河川遡上を津波浸水想定に盛り込み、ハザードマップに反映してほしい。


 県からの回答    ( 回答日:令和4年03月14日 )

 本県の第4次地震被害想定における津波の浸水シミュレーションでは、国土交通省の「津波浸水想定の設定の手引き」に基づき河川を遡上した津波による浸水も含めてシミュレーションしています。
 ただし、このシミュレーションの技術的な限界として、最小で10m四方ごとにしか地形を解析できないことから、小規模な河川は、川として地形を再現できないため、新中川、子持川は遡上の計算をしていません。
 しかし、陸地への遡上は、最悪のケースを想定するため、海岸の堤防や防潮堤などの構造物は、地震による沈下や津波の越流による破壊があるものとして、想定しうる最大の浸水範囲を計算しています。
 なお、狩野川については遡上の計算をしており、河川堤防も最悪のケースを想定し、沈下や破壊があるものとして遡上した津波が河川から溢れて浸水する範囲を表しています。
 また、「津波による河川内や湖沼内の水位変化を図示していない」点については、河川の中(川幅の部分)や浜名湖の湖面の部分なども、遡上で浸水する深さを計算していますが、河川などは大雨のたびに川底が大きく変動するため、浸水する深さを示すのは適切でないため、浸水する着色をしておりません。
(遡上した津波が川から溢れると想定した部分だけ着色がされています)


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