津波浸水域について
■ 寄せられたご意見 ( 受付日:令和4年05月01日 )
現在示されている最大クラスの巨大地震による津波の最大浸水深図は、東日本大震災前の海岸線の地形と工作物によるものである。; その後地形と工作物に手が加えられているので、現状に基づいた検証結果を公表してほしい。
■ 県からの回答 ( 回答日:令和4年05月20日 )
本県の第4次地震被害想定における津波浸水想定区域は、国土交通省「津波浸水想定の設定の手引き」に基づいて、最大クラスの地震であるレベル2地震に伴う津波により浸水する範囲を設定しています。
同手引きでは、東日本大震災の「災害には上限がない」ことを教訓に、最大クラスの津波が悪条件下で発生するケースを想定し、津波が防潮堤を越流し始めた時点で破壊し、破壊後の形状は無しとして設定することが基本となっています。県の津波浸水想定は、国の手引きに基づいて、最大クラスの津波が悪条件下において発生し浸水が生じることを前提に計算したものであるため、現時点で見直しの予定はありません。
一方、本県内では、最大クラスの津波の減災を目的として、遠州灘沿岸や駿河湾沿岸において各市町が主体となり、「静岡モデル防潮堤」の整備が進められており、この防潮堤による減災効果を津波浸水想定に反映できるよう、現在、交通基盤部において国と調整を行っています。この調整結果を踏まえ、適切な時期に津波浸水想定の見直しを行ってまいります。
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