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本会議会議録

議会補足文書

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平成25年6月静岡県議会定例会
落合 愼悟(くらし環境委員会)委員長報告
発言日: 08/02/2013
会派名: 自民改革会議


○議長(中谷多加二君) 次は、くらし環境委員会委員長 落合愼悟君。
       (四十七番 落合愼悟君登壇 拍手)
○四十七番(落合愼悟君) くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十二号議案「県営住宅明渡し等請求事件の提訴について」外一件であります。
 まず委員から、議案第百二十二号に関し、県営住宅の家賃収納率の状況と収納率アップに向けた対策についてただしたところ、当局から、平成二十四年度の収納率は全体で九三・二六%であり平成二十三年度に比べ〇・七六ポイント上昇し、滞納額は約三千八百万円減少して合計で約三億四百万円となっている、また収納率を上げるため昨年度より住宅明渡し等の提訴など法的措置の議案の提出を年二回から四回へとふやし、長期滞納者への迅速な対応を行っている、さらに滞納月数が一カ月から二カ月の初期滞納者に対しては、滞納した本人だけでなく連帯保証人への督促も行うことによりその効果が生じてきている、退去滞納者に対しては、民間の債権回収会社へ委託して回収に努めており滞納額の削減に積極的に取り組んでいるとの答弁がありました。
 次に、ことし六月に世界文化遺産に登録された富士山の今後の環境保全対策についてただしたところ、富士山総合環境保全指針と富士山憲章に基づき環境負荷の軽減、富士山保全意識の高揚、生物多様性の確保の三つの大きな柱により環境保全対策を推進していく、また文化・観光部が所管する富士山包括的保存管理計画の見直しや安全確保対策等においても、自然保護や環境保全の立場からさまざまな情報提供や意見を伝えていきたい、さらに富士山麓の産業廃棄物不法投棄防止対策についても重点的に監視活動を行っているところではあるが、世界遺産を構成する範囲においては、三保を除いて依然として不法投棄がなくならないことから監視指導の強化など不法投棄撲滅に向けた対策を重点的に実施していくとの答弁がありました。
 次に、誰もが避難でき誰もが助かることを目的とした地震・津波対策アクションプログラム二〇一三へのユニバーサルデザインの考え方の反映についてただしたところ、アクションプログラムの個別アクションにおいて緊急速報等の電子メールを活用した情報伝達や男女共同参画の視点を入れた防災講座の開催、海抜表示等の防災情報標識の統一化や多言語化のほか外国人のための防災研修の実施等に取り組んでいる、さらに個別アクションについては、全庁的な組織であるユニバーサルデザイン推進本部会議や幹事会において充実を図るための議論を行っていく、また現在検討を進めている次期ユニバーサルデザイン行動計画の策定に当たり安全・安心の視点を取り入れてまいりたいとの答弁がありました。
 そのほか、多数の者が利用する大規模な建築物の耐震診断及び報告の義務化と診断結果公表の社会的影響、振り込め詐欺などの特殊詐欺の現状認識と被害防止対策、富士山の地下水を活用した熱交換システムの概要、オスプレイの飛行訓練への対応、南アルプスのユネスコエコパーク登録に向けた県の取り組みなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果としましては、議案第百二十二号及び第百二十三号は、全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp