• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

鈴木 唯記子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者健康福祉部長


○副議長(鈴木澄美君) 八木健康福祉部長。
○健康福祉部長(八木敏裕君) ケアマネジャーの確保、定着についてお答えいたします。
 本年三月に実施したケアマネジャーの実態調査では資格取得者がケアマネジャーとして働かない理由として精神的な負担や労働時間の長さ、収入の低さなどが挙げられており、ケアマネジャーの確保、定着に向けては業務の負担軽減や処遇改善が課題と考えられます。
 このため、県では本年度ケアプラン作成に係る業務の負担を軽減するため、利用者の状態の維持改善に効果的なケアプランをビッグデータを基に提供するAIシステムを活用したモデル事業を伊豆の国市、牧之原市の二十事業所において取り組んでおります。参加した事業所からは、御家族に利用するサービスの説明がしやすく精神的負担が軽減された、ケアプラン作成時間の短縮につながった、などの声を頂いており、今後成果報告会の開催等により県内の事業所への普及を図ってまいります。
 また、処遇改善につきましては、給与水準の向上が必要であることから引き続き国に対して介護報酬の引上げを要望してまいります。
 さらに、利用者の支援ニーズの複雑化、複合化によりケアマネジャーにはこれまで以上に高度な専門性や市町、関係機関との連携が求められることから、自身の強み弱みを確認しキャリアアップを図る資質向上の評価ツールとして静岡県介護支援専門員キャリアラダーを今年度全国に先駆けて作成しました。今後は評価結果を収集、分析しケアマネジャーのスキルアップに取り組んでまいります。
 県といたしましては、今後とも介護を必要とする方ができる限り住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるようケアマネジャーの確保、定着に全力で取り組んでまいります。
 次に、災害時におけるペット対策についてであります。
 犬や猫等のペットは伴侶動物とも言われ家族の一員として身近な存在となっており、過去の震災等の経験や教訓を踏まえ発災時には飼い主の安全確保を第一とした上で飼い主とペットとの同行避難が的確に実施されることが重要であります。
 現在全ての市町の地域防災計画にペット同行避難への対応が明記されており、そのうち三十三市町においてペットの受入れが可能な避難所の整備が進められています。これまで飼い主や自治会の皆様には避難訓練や防災講習会等を通じて同行避難に必要なペットのしつけやペットフード、衛生用品等の備えの啓発を進めてまいりました。
 今後は全市町、全避難所においてペットの受入れに必要な体制が取られるよう避難所を運営する自主防災組織等に対して保健所職員が直接説明を行うとともに、ペット避難スペースを開設するためのマニュアルや資材を備えたスターターキットの普及など実践を重視した取組を行ってまいります。さらに令和七年度開設予定の仮称動物愛護センターでは発災後の避難所において鳴き声等のトラブルに対する関係者との調整やペット飼育のサポートなど様々な役割を担っていただくボランティアリーダーの育成にも取り組んでまいります。
 県といたしましては、市町をはじめ県獣医師会等動物関係団体や動物愛護ボランティアの皆様と連携し飼い主とペットが安心して避難所生活を送ることができる体制を整備してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp