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本会議会議録

答弁文書

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平成29年12月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/07/2017番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(吉田 茂君) 竹を活用する産業の創出についてお答えいたします。
 本県の竹林は、約五千三百ヘクタールあり、この三十年間で約一・四倍に増加しております。これはプラスチックなどの代替材の普及に加え、外国産のタケノコの輸入増加などにより竹林の活用に採算性を見出せなくなったことから竹林が放置されたことに起因しております。
 県では、放置され荒廃した竹林をもりづくり県民税を財源とした森の力再生事業により平成二十八年度までの十一年間で約二百七十ヘクタール整備いたしました。これにより伐採した竹を民間が有効に活用するモデル的な取り組みも始まっております。
 例えば、浜松市では竹をチップやパウダーに加工し野菜の肥料や家畜の飼料としたほか乳酸菌発酵した食品などがレストランで提供されております。また本年度は中東遠地域の海岸で進めているふじのくに森の防潮堤づくりにおいて、苗木を保護する防風垣の材料として約一万八千本の竹を活用しているところであります。
 放置竹林の解消をより一層進めるためには、議員御指摘のとおり竹を活用した産業の創出が有効であると考えますが、課題はニーズに応じた竹を低コストで安定的に供給することであります。
 このため、県といたしましては新たな技術開発による需要の創造とこれに応じた供給体制づくりにより、産業化に取り組んでいる全国の事例などを調査いたしまして竹の有効活用について検討をしてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp