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本会議会議録

答弁文書

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平成30年6月静岡県議会定例会

吉川 雄二 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2018番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 教育行政についてのうち、読書のススメについてお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、人は言葉や文字によって物事を理解し思考し、それにより知性を高めていくことから語彙力を養う読書は大変重要であると考えております。私も常に傍らに本を置き本を読むことで新たな知識と出会い、ものの考え方あるいはものの見方を学び、心を豊かにする経験を数多くしてきましたことから現在教育に携わる者として静岡県の子供たちにもさまざまな本に積極的に出会ってほしいと願っております。
 県教育委員会では、生涯を通じて読書に親しむ習慣を構築する読書県しずおかの実現を目指しております。特に幼少期における習慣づけは極めて大切であり本県では保育園、幼稚園などでの本の読み聞かせ、また保護者と一緒に読書を楽しむ親子読書の取り組みを進めているほか大部分の学校において朝読書を実施しております。各学校では国語科の授業を中心に読書を通して得た知識や深めた考えを言葉で仲間に伝えたり文章で書きあらわしたりする学習活動が多く行われており、教員はそれらを丁寧に点検し評価しております。
 今後とも、読書の大切さやすばらしさを子供たちに伝えるとともに読書県しずおかとして読書活動を推進するための環境整備をさらに進めてまいります。
 次に、早期英語教育についてであります。
 教養を高めるためには人の話を聞き、自分で考え、そして本を読むことが大切でありそれらは日本語を基礎としてなされるものであります。学校では子供たちが国語や社会の授業などにおいて古典や文学作品、現代小説、歴史書などに接し日本の言語文化や日本語の美しさを学んでおり、こうした学習は自国の伝統や文化を理解する上で極めて重要であります。
 二〇二〇年度から始まる外国語活動は、単に言語力を身につけるだけではなく世界のさまざまな国の言語や文化に対する理解を深めコミュニケーションを図ろうとする態度を養うことを目標としております。子供たちにはより多くの国の人々と交流してほしいと考えております。そのためには日本の歴史や文化、伝統を学びふるさとを誇りに思う気持ちを醸成した上で他国の文化や伝統についても学習することが真の英語力やコミュニケーション力につながると考えております。
 本県の教育の基本目標は有徳の人の育成であります。すなわち個人として自立し人とのかかわり合いを大切にしながらよりよい社会づくりに参画し行動する人であります。
 議員御指摘のとおり、子供たちには日本の伝統や文化を大切にする気持ちを育みながら英語教育を効果的に推進し有徳の人として世界で積極的にコミュニケーションがとれる日本人を育てたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp