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本会議会議録

議会補足文書

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平成26年12月静岡県議会定例会
和田 篤夫(文化観光委員会)委員長報告
発言日: 12/19/2014
会派名: 自民改革会議


○議長(多家一彦君) 次は、文化観光委員会委員長 和田篤夫君。
       (二十一番 和田篤夫君登壇 拍手)
○二十一番(和田篤夫君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百六十四号議案「平成二十六年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 まず委員から、議案第百六十四号に関し新規事業である空港アクセス向上事業の内容及び期待する具体的な数値目標についてただしたところ、当局から、富士山静岡空港二次交通検討会議から示された方向性を踏まえ県西部地域とのアクセスを改善するため、社会実験として浜松市街地と空港を結ぶ予約制乗り合いタクシーの運行を一年間実施する、西部地域、特に浜松市は人口や産業が集積しているが、空港と結ぶ公共アクセスが十分でないこともあり空港の利用者は県全体の一一%程度にとどまっている、今回の事業では五千人程度を目標として旅行商品の造成や広報の強化などにより利用者の拡大を図っていきたいとの答弁がありました。
 次に、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムの展開に向けたロンドンオリンピック・パラリンピックにおける成功事例の調査について、その内容と調査結果を今後どのように生かしていくのかただしたところ、イギリスでは二〇〇八年の北京オリンピック・パラリンピック終了直後から四年間にわたり、十七万件を超える多彩な文化プログラムが千カ所以上の会場で実施をされ、観光振興等に結びつけることに成功している、今回の調査では文化プログラムの構成、推進の手法や観光部門を含めたさまざまな担い手と連携した体制づくりなどについて調査をし、本県における文化プログラムの仕組みづくりや観光との連携推進等による魅力発信に生かしていくとの答弁がありました。
 次に、スポーツ交流推進事業費のうちラグビーワールドカップ二〇一九の本県招致に必要な施策についてただしたところ、開催都市は来年三月に決定されるが、招致に向けては大会主催者や組織委員会に対して開催機運の盛り上がりを訴えることが重要である、このためラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロの協力を得てラグビー選手との交流会やタグラグビーという易しいラグビーの交流試合を組み入れた県民参加型のイベントなどを開催することにより、ラグビーに親しみラグビーの魅力を知ってもらうことで機運の醸成を図っていきたいとの答弁がありました。
 次に、自然や歴史などの地域資源を活用した体験や交流プログラムを観光客に一元的に提供するツアーセンターの取り組みについてただしたところ、今年度、他地域に先駆けて伊豆南部エリアと浜名湖周辺エリアにツアーセンターを設置し、市町と連携しながら事業を展開しており、今年度末までには両エリアとも六千人の集客を見込んでいる、また伊豆半島においては伊豆南部エリアに加え、平成二十八年度には伊豆北部エリアにも設置をし、さらに伊豆中央エリアの修善寺総合会館内に設立予定の伊豆半島グランドデザイン推進組織に伊豆全体のツアーセンター的な機能を持たせることで伊豆半島地域を一体的に紹介する体制をとっていく、この取り組みを県内各地にも拡大し、観光交流客の増大につなげていきたいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百六十四号に関し富士山静岡空港を活用した緊急海外誘客対策の内容、留学生の生活実態に関するアンケート調査の結果を受けた今後の取り組み、静岡県世界遺産富士山基本条例案の骨子、総合計画後期アクションプランにおける指標の見直しなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百六十四号は全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp