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令和4年5月静岡県議会臨時会
提案理由等の説明 【 議員提出議案説明 】 発言日: 05/20/2022 会派名: |
○議長(藪田宏行君) 議事日程により、各特別委員会の設置に関する動議を一括して議題とし、提出者の説明を求めます。
三十九番 相坂摂治君。
(三十九番 相坂摂治君登壇)
○三十九番(相坂摂治君) ただいま上程されました特別委員会の設置に関する動議二件につきまして、提出者を代表し一括して提案理由を御説明申し上げます。
初めに、移住・定住等促進特別委員会についてであります。
少子高齢化が急速に進行する中、生産年齢人口の減少による経済規模の縮小、労働力不足、年金や医療などの社会保障制度への影響等様々な社会的・経済的課題が深刻化しております。こうした中、コロナ禍によりテレワークやワーケーションといった新しい働き方が普及し都市部から地方への移住に関心が高まっておりますが、本県では認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキングで二〇二〇年から二年連続で全国一位となるなど移住先として注目されています。また国においては、地域と多様に関わる関係人口に着目した施策の重要性も議論されているところです。
このような状況を踏まえ、移住・定住の促進や関係人口の拡大等による人口の社会増の実現に関する事項を調査するため設置するものであります。
次に、自然災害対策特別委員会についてであります。
我が国では地理的、地形的条件により過去から地震や豪雨、洪水などの数多くの自然災害が発生し大きな被害を受けてきました。近年では東日本大震災をはじめ熊本地震や令和元年の台風被害など大規模な自然災害が発生し、本県においても昨年七月の大雨により熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生するなど大きな被害を受けました。
地球温暖化に伴う気候変動により深刻な自然災害が頻繁に発生する中、行政による効果的な災害対策を講じるとともに、県民一人一人が自らの生命と財産を守るための災害への意識改革が急務であります。
このような状況を踏まえ、頻発・激甚化する自然災害に備え安心して暮らせる社会の実現に関する事項を調査するため設置するものであります。
なお、各特別委員会の委員定数及び設置期間についてはお手元に配付してあります文書のとおりであります。
以上が提案理由の説明でありますが、何とぞ提案の趣旨を御理解頂きまして満場の皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藪田宏行君) 以上で説明は終わりました。
提出者の説明に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(藪田宏行君) 質疑はないものと認めます。
討論については通告がありませんので、討論はなしと認めます。
これから採決します。
特別委員会の設置に関する動議二件を一括して採決します。
本動議のとおりそれぞれ決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(藪田宏行君) 異議なしと認めます。本動議は、それぞれ可決されました。
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