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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年9月静岡県議会定例会

河原崎 聖 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 河原崎議員にお答えいたします。
 リニア中央新幹線についてのうち、残土処理についてであります。
 静岡県盛土等の規制に関する条例では、災害の防止とともに盛土等を行うことによる環境汚染の拡散を防止するためその第八条に「何人も、土砂基準に適合しない土砂等を用いて盛土等を行ってはならない」と規定しております。ただし環境汚染の拡散を防止するという条例の趣旨に反しないものとして大きく分けて次の二つの場合を適用除外としております。
 一つ目は、法令によって認められた汚染土壌処理施設等で行う盛土等です。
 二つ目は、自然由来の基準不適合土砂等の盛土で許認可等の手続により認められた事業の区域内において採取された土砂等のみを用いてその事業の区域内で適切な措置を講じた上で行う場合の盛土等です。
 この二つ目について改めて申し上げますと、同一事業区域の土砂を封じ込め等の措置を行った上で同じ区域内に移動し継続的に管理されるのであれば適用除外となるという考えです。
 JR東海が現在お示しになっている計画では、藤島に自然由来の重金属等を含むいわゆる要対策土の盛土を行うこととされています。藤島は南アルプストンネルとは離れた場所にございます。同じ区域内の移動とは言えません。それゆえこの盛土は適用除外にはなりません。藤島で要対策土による盛土が認められないことは国の有識者会議の場などにおきまして難波県理事が明確に説明しております。先日私からもJR東海の金子社長に直接御説明を申し上げました。
 南アルプストンネル工事により生ずる要対策土につきましては、県の地質構造・水資源専門部会においてかねてより無害化処理などの必要性が議論されておりました。今後もJR東海に対しこうした意見に真摯に向き合い検討するように求めてまいります。
 県民の皆様が抱かれている不安、懸念を払拭することが何より重要であります。懸念、不安、これを払拭するためにJR東海との科学的根拠に基づく対話を尽くし要対策土を含む残土処理の安全性の確保に取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp