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本会議会議録

答弁文書

平成28年６月静岡県議会定例会

山﨑　真之輔議員(ふじのくに県民クラブ)の一般質問に対する答弁

（質問日:06/28/2016番目）

答弁者

：

経済産業部長

○経済産業部長（篠原清志君）　外国人技能実習生への支援についてお答えいたします。
　議員御指摘のとおり、実習生の多くは言葉や文化の壁に苦労されております。現行の制度では実習期間は三年で、一年が経過するときに日本語による学科試験と実技試験が行われ不合格者はその時点で帰国となりますが、その理由のほとんどが日本語の能力不足によるものとなっております。ちなみに本県では昨年度受検者の約一三％に当たる二百五十五人が不合格となっております。
　このことから県は、今年度全国で初めて実習生を対象に日本語研修を実施するとともに、市町と連携して日常生活を支援するための相談会や地域の若者たちとの交流会を開催してまいります。
　また、実習生は帰国後の就職に不安を抱える一方、県内企業は海外へ進出する上で現地での労働力の確保を課題としております。このためことしから実習期間中に実習生と県内企業とのマッチングを実施してまいります。
　県といたしましては、三年間しっかりと静岡県で学んでいただくことで静岡県に来てよかったと思っていただけるように、実習先の企業や農業法人、市町や国際交流関係団体と連携して、安心して実習に励める環境づくりに取り組んでまいります。以上であります。

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