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本会議会議録

質問文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和3年5月静岡県議会臨時会 質問


質問者:

鈴木 節子 議員

質問分類

質疑

質問日:

05/20/2021

会派名:

日本共産党静岡県議会議員団


質疑・質問事項:

1 第八一号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」について  
      (1) 突風等被害への対応  
       o 被災者自立生活再建支援事業費  
      (2) 新型コロナウイルス感染症対策  
       ア 新型コロナウイルス感染症対策事業費助成  
       イ 高齢者向け優先接種緊急推進事業費助成  
      (3) 事業者に対する支援策  
       o ふじのくに安全・安心認証(飲食店)制度促進事業費助成
        及び宿泊施設等感染防止対策緊急強化事業費助成  


○議長(宮沢正美君) これから質疑を行います。
 通告により、一番 鈴木節子君。
       (一番 鈴木節子君登壇)
○一番(鈴木節子君) 日本共産党の鈴木節子です。通告に従い第八十一号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」について質疑を行います。
 まず、突風等被害への対応のうち、被災者自立生活再建支援事業費について伺います。
 内容は、五月一日の突風等により被災した国の支援法の適用を受けない世帯への生活再建を支援するための支援金支給です。被害は住家の半壊、一部損壊合わせて百十二棟に及び、一瞬のうちに屋根瓦が飛び壁ががれ雨漏りによりこのままでは住めない、建て替えるしかないという被災者が多くおられます。
 支援金給付の対象を半壊以上とした根拠は何か、また県独自制度ですので半壊未満の世帯にも県の裁量で支援対象とする対応を取るのか伺います。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、新型コロナウイルス感染症対策事業費助成について伺います。
 一点目に、有症患者受入れ医療機関への空床補償について伺います。
 コロナ第四波に対応するため新たな病床確保が急務となりました。病床確保積み増しと患者急増時の単価上乗せ、それぞれの病床数を伺います。
 四月二十三日に行われたコロナウイルス感染症対策専門家会議では、必要な最大確保病床数の試算は七百八十八床とあり積み増す病床数とは一定の差があると思われますが、今回必要とした病床数の理由と今後の方針を伺います。
 二点目に、自宅療養体制整備について伺います。
 事業は自宅療養者に電話による健康観察を行う医療機関への協力金支給です。事業の背景と目的、健康観察における保健所の役割、患者の容体管理方法と患者の健康管理責任はどこが負うのか伺います。
 次に、高齢者向け優先接種緊急推進事業費助成について伺います。
 本県の高齢者へのワクチン接種が七月末までに終了予定の自治体の割合は、六二・九%と全国比較で低い数字が報道されました。高齢者の関心事はどうやってワクチン接種を希望どおり受けるかです。進率を上げるため広域的な集団接種会場を五か所設置し、市町の早期接種を支援するとのことです。
 事業目的、会場を五か所とした理由、設置箇所の設定の考え方、総接種数の積算、接種完了の見通しを伺います。
 また、計画どおり接種するには医療従事者をスムーズにどう確保するかが課題となります。確保策とその見通しを伺います。
 最後に、事業者に対する支援策についてのうち、ふじのくに安全・安心認証制度促進事業費助成及び宿泊施設等感染防止対策緊急強化事業費助成について伺います。
 まず、ふじのくに安全・安心認証制度設計の基本的考え方を伺います。
 また、感染症が拡大し警戒レベル五に引き上げられ、新たな変異株発見や湖西市の飲食店への時短要請等事態は緊迫しています。認証制度により安心して飲食や宿泊ができる、これは事業者や県民にとっても環境整備が整うという側面がある一方で、さらに感染拡大を招くリスクがあるのではないかと想定されます。実施のタイミングをどう捉えているのか、認識を伺います。以上、答弁を求めます。
○議長(宮沢正美君) 石田健康福祉部長。
○健康福祉部長(石田 貴君) 鈴木節子議員にお答えいたします。
 第八十一号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」についてのうち、突風等被害への対応についてであります。
 被災者自立生活再建支援事業費についてでありますが、県の制度は国の被災者生活再建支援制度を補完するものとして支援内容を同一としているため半壊以上を対象としております。また半壊未満の被災世帯につきましては支援の対象としておりません。
 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、新型コロナウイルス感染症対策事業費助成についてであります。
 病床につきましては、通常医療とのバランスを考慮した病床数として五百二十二床、患者急増時に通常医療を一部制約し空床補償単価の上乗せの対象となる病床数として五百八十二床を確保してまいります。今回は現在の感染状況を踏まえ各病院に調査した結果を基に病床数を確保するものであります。
 今後も、最大必要数の七百八十八床の確保に向け医療圏ごとの調整や静岡県新型コロナウイルス感染症医療専門家会議での意見調整を早急に進めさらなる上乗せに努めてまいります。
 自宅療養体制整備につきましては、急激な感染者増加により自宅療養者が増加することが見込まれるため地域の医療機関と連携し見守りを強化することを目的としております。方法につきましては、保健所が自宅療養者と医療機関のマッチングを行い自宅療養者に対して定期的に医療機関から電話や往診を行うこととしております。また自宅療養における健康管理は保健所を設置する県または政令市の役割であります。
 次に、高齢者向け優先接種緊急推進事業費助成についてであります。
 ワクチン接種につきましては効率性の高い集団接種を活用し、高齢者への優先接種に対し市町支援を行います。広域的な接種会場としては伊豆、東部、中部、西部地域と追加分として一か所の計五か所を考えておりますが、市町などとの調整を踏まえ決定してまいります。
 また、七月末の接種完了を目指し接種規模につきましては開設日数を四十八日、一か所につき一日四百八十回接種と想定し総回数十一万五千二百回と積算しております。実施に当たりましては医療従事者の確保も含め医療機関への委託を念頭に置いており、今後関係団体等と調整を行ってまいります。以上であります。
○議長(宮沢正美君) 藤原危機管理監。
○危機管理監(藤原 学君) 事業者に対する支援策のうち、ふじのくに安全・安心認証(飲食店)制度促進事業費助成及び宿泊施設等感染防止対策緊急強化事業費助成についてお答えいたします。
 まず、認証制度に関する制度設計の基本的な考え方につきましては、県内の飲食店と宿泊施設における感染防止対策の徹底を図り県民の皆様の安全・安心を確保することを目的として県が各店舗等の感染防止対策を現地確認して認証するものです。
 飲食店はパーティションの設置や換気対策など五十二項目、宿泊施設はフロントやロビーの対人距離の確保、食堂や浴場の衛生管理など百六十項目について対策の実施状況を確認いたします。
 次に、実施のタイミングにつきましては現在県内は急速な感染拡大局面にあり、さらなる感染防止対策の徹底が必要と捉えております。今般認証制度を普及することで事業者の皆様の感染防止対策の徹底が図られることとなります。
 こうした取組の推進が、県民の皆様への認証制度の周知や安全で安心な飲食店、宿泊施設の利用につながっていくものと考えております。以上であります。
○議長(宮沢正美君) 鈴木節子君。
       (一番 鈴木節子君登壇)
○一番(鈴木節子君) お答え頂いてありがとうございました。
 再質問をさせていただきます。
 高齢者向け優先接種緊急推進事業費助成についてお答えを頂きました。この広域的な集団接種会場のことだと思いますが、その積算とか何回やるのかという回数は答弁頂きましたけれども、医療従事者、医師、看護師の確保が大変今困難だと思いますがその確保策と見通しのお答えがありませんでしたので再質問させていただきます。
○議長(宮沢正美君) 石田健康福祉部長。
○健康福祉部長(石田 貴君) 再質問にお答えいたします。
 医療従事者の確保につきましては、医療従事者の確保も含めて医療機関への委託を行ってまいりたいと考えております。今後関係団体等と調整をして行ってまいりたいと思っております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp