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令和4年2月静岡県議会臨時会
市川 秀之 【 討論 】 発言日: 02/04/2022 会派名: 自民改革会議 |
○副議長(竹内良訓君) 次に、十三番 市川秀之君。
(十三番 市川秀之君登壇 拍手)
○十三番(市川秀之君) 私は、自民改革会議を代表し知事提出の第一号議案に賛成の立場から賛成の理由と若干の意見を述べて討論いたします。
第一号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」は、新型コロナウイルスの感染拡大と本県へのまん延防止等重点措置の適用に伴い、事業者支援のほか医療提供体制の強化等を図るもので百六十二億七千二百万円が計上されています。
内容としては県が時短要請等をする飲食店への協力金が予算額の多くを占めますが、今回まん延防止等重点措置の影響を受けた中小企業等への給付やワクチンの大規模接種会場の設置、宿泊療養施設の増設などが予定されております。
我が会派におきましては、本県において第六波として爆発的に広がる感染状況とその影響に危機感を抱き即座に対応する必要があると考え、過日知事に対して本二月臨時議会の招集を要請いたしました。
その内容は、新型コロナ対策と並行して一般医療の提供に支障を来すことがないよう医療現場への柔軟な支援を行うこと、ワクチンのブースター接種を加速すること、外出自粛要請の影響を受ける全ての事業者を対象とした経済支援策や教育現場における児童生徒の学びの継続支援策を早期に打ち出すことなどを強く求めるものでありました。今回の補正予算による事業内容は我が会派の要望に沿うものであることから賛成をいたします。
現在、オミクロン株による新型コロナウイルスの感染は世界中で拡大しており、欧米等では依然我が国とは桁違いの感染者数を毎日記録しております。専門家の予測では今月にピークアウトとの見解もありますが、さらなる変異を重ねた亜種も多くの国で確認されており予断を許さない状況にあります。このコロナ禍、いつまで続くのかはもはや誰にも分かりません。このような状況下で多くの事業者から、もうやっていけないという切実な声が寄せられております。県はそうした県民に寄り添い県民の安全・安心を守り抜いていっていただきたいと思います。
最後になりますが、コロナ禍の中、県職員の皆様の昼夜を問わず献身的な御尽力そして県民生活を思う情熱、決意に心から感謝と敬意を表したいと思います。
以上、今回提案されました議案に賛成の立場からその理由と意見を申し上げましたが、皆様方の御賛同をお願いし私の討論といたします。(拍手)
○副議長(竹内良訓君) 以上で討論は終わりました。
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