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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

藤曲 敬宏 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(太田博文君) 砂防法による開発行為の対応についてお答えいたします。
 砂防法の目的となっている治水上砂防とは、降雨や流水で山地斜面や渓流内の侵食によって生産される土砂を抑制することやせき止めることなどにより災害を防ぐことであります。砂防指定地は、この目的を達成するため砂防堰堤などの設置や一定行為を制限する区域として国土保全の観点から指定するものであり、開発行為を規制することを目的として指定するものではないと認識しております。
 県では昨年七月に、逢初川上流域は他法令によって管理されている区域であることから、砂防堰堤を設置すれば砂防法による行為規制という私権の制限を行わなくても治水上砂防の目的は達成できるとの見解を公表しております。なおこの見解については国も同様の考えであることを確認しております。
 今後も、新たに砂防指定地を指定する場合には当該箇所を含む流域が治水上砂防の意義に照らし土地の地形、地質等や他法令等に基づく土地利用に関わる規制の状況を考慮した上で指定の範囲を判断してまいります。また砂防指定地に影響を及ぼす区域において不適切な開発行為が行われている場合などでは、最悪の事態に備え高い危機感を持って関係機関に働きかけを行うなど連携して対応してまいります。
 県といたしましては、治水上砂防の観点から現地の状況に応じた区域指定を行うとともに、既に砂防指定地となっている区域においては適切な管理により県民の皆様が安全・安心に暮らせるよう県土の保全に努めてまいります。
 次に、熱海港旅客ターミナル及び周辺地区の再整備についてであります。
 熱海港旅客ターミナルは、観光客など多くの皆様に御利用頂いておりますが、議員御指摘のとおり施設の老朽化が進むとともに周辺の公園や駐車場、飲食店と一体的に利用されていない状況であります。
 一方、隣接する熱海港海岸渚第四工区で実施中の海岸環境整備事業が完成いたしますとサンビーチから続く新たな回遊動線が誕生することから、旅客ターミナル及び周辺地区におきまして人の滞留につながる再整備をしていくことが熱海市が目標に掲げる港湾エリアのにぎわいの創出に寄与するものと考えております。
 このため県では、熱海港旅客ターミナルの建て替えを計画し調査予算を本議会でお諮りしているところであります。調査に当たりましては、熱海市の賑わい創出整備計画も踏まえ関係者等に広く意見を聞きながら旅客ターミナルや周辺地区を含めた官民連携手法の導入や周辺の民間投資との連携による事業の相乗効果、津波避難への活用に関しても検討してまいります。
 県といたしましては、旅客ターミナル及び周辺地区が熱海港湾エリアのさらなる観光振興やにぎわいの場として地域の発展につながるよう熱海市など関係者と共に当地区の再整備に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp