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本会議会議録
議会補足文書
令和４年12月静岡県議会定例会
| 江間 治人（文教警察委員会委員長） 【 委員長報告 】 発言日： 12/21/2022 会派名： |
○議長（藪田宏行君） 次は、文教警察委員会委員長 江間治人君。
（四十七番 江間治人君登壇 拍手）
○四十七番（江間治人君） 文教警察委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第百三十五号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外三件及び請願第三号（その三）「すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」であります。
最初に、公安委員会関係から申し上げます。
まず委員から、議案第百七十七号に関し特定交通安全施設等整備事業費で整備する信号機電源付加装置の設置場所の選定についてただしたところ、当局から、緊急交通路となる国道一号等を中心に設置場所を選定した、今後も交通の円滑化を図るために信号機消灯時に復旧、回復させる優先度が高い主要道路において重点的に整備していきたいとの答弁がありました。
次に、新ビジョン評価書案に関し中小企業における情報セキュリティー対策の取組状況についてただしたところ、最新のサイバー攻撃の手口等の講義を行う中小企業向けのサイバーセキュリティ・カレッジを本年十月末までに六十回開催し参加事業者や団体と警察との間で連絡しやすい環境を構築できた、今後も中小企業サイバーセキュリティー支援ネットワークによる情報提供や疑似体験型のサイバー防犯訓練に取り組み対策を促進していくとの答弁がありました。
そのほか、六十五歳以上の女性を対象にした特殊詐欺被害防止対策であるさくらセーフティー作戦の活動内容と効果、県民の防災意識の高揚を目的として開設した災害対策課公式ツイッターへの反響と活用状況、一定の交通違反歴を有する七十五歳以上を対象とした運転技能検査に関する相談体制などについても質疑等がありました。
次に、教育委員会関係について申し上げます。
まず、障害のある教職員の配置と人的サポート体制の状況についてただしたところ、原則として障害のない職員と同様の人員配置としており職場全体で支援する体制を取っている、一方で個々の職員の業務負担が増えている中で障害者枠で採用された職員が期待するサポートを十分に行えていないケースもありパソコン読み上げソフトなど環境整備の必要性を感じているとの答弁がありました。
これに対し委員から、健常者を前提とした職員定数をそのまま当てはめることは障害のある方の負担が増える要因となると思われる、障害のある方とない方双方が働きやすい環境を整えて持続可能な職場となるよう積極的な雇用を進めていただきたいとの意見がありました。
次に、請願第三号（その三）に関し、特別支援学校の過大・過密解消への取組状況と見込まれる効果についてただしたところ、静岡視覚特別支援学校敷地内への新校の設置、富士東高等学校と小山高等学校への分校の設置に取り組んでいる、各校は令和五年度から令和八年度の間での開校を予定し本年度は設計または工事を進めている、各校の開校によって静岡北特別支援学校、富士特別支援学校及び御殿場特別支援学校における狭化の解消、通学負担の軽減が図られるとの答弁がありました。
そのほか、新県立中央図書館での木材利用に関する県民への周知、令和三年度文部科学省調査を踏まえたいじめ案件への対処、議案第百七十七号に関し安全装置を導入する送迎用バスの台数と想定する設置完了時期、県立高校のトイレ洋式化推進に向けた事業計画などについても質疑等がありました。
以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしまして議案第百三十五号、第百四十四号、第百四十五号及び第百七十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定し、請願第三号（その三）は全員一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
○議長（藪田宏行君） 以上で常任委員長の報告は終わりました。
常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
（「質疑あり」と言う者あり）
○議長（藪田宏行君） 質疑がありますので、議事の都合により休憩します。
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