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本会議会議録

答弁文書

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令和2年9月静岡県議会定例会

廣田 直美 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/30/2020番目)
答 弁 者企業局長


○議長(山田 誠君) 松下企業局長。
○企業局長(松下育蔵君) 企業局の水道施設の災害対応についてお答えいたします。
 企業局では災害の多発化、激甚化の中で災害対応力を高めることをトップ・プライオリティー――最優先事項として位置づけその向上に努めております。
 昨年の台風十九号による送水管の破断の後、約七百キロメートルの全管路を対象に土砂災害の危険性について現地調査を実施いたしました。その結果被災箇所と同様な地形の道路内に災害に脆弱な旧型管が三十四か所、延長約六千五百メートルの埋設を確認し特に注意が必要な経過観測箇所としてまとめました。このうち駿豆水道では十二か所、延長約二千五百メートルが該当しています。
 管路における災害対策の方針は、東日本大震災でも断水被害がゼロであった高強度な最新管への更新であります。今回の経過観測箇所につきましては更新の優先順位を繰り上げるとともに水道管ルートの最適化も推進することで強靱化を図るものとし、更新までの間は管路パトロールを重点的に行い道路管理者と連携して事前対策を講じてまいります。
 また、災害関連の取組における工夫や改善では、本年度実施する駿豆水道の中央監視装置改築工事におきましてコスト面や技術面から導入が困難であった通信ケーブルの複数ルート化や携帯通信回線の追加による通信機能の多重化を図り災害時の断線に対する信頼性を向上させてまいります。あわせて企業局初となるあらゆる管路の破断の際にも緊急に送水を停止できる機能を採用いたします。これらの事業展開におきましても、施工と維持管理の一体発注など工夫を凝らしコストを縮減してまいります。
 昨年の災害は道路斜面の崩壊で送水管が破断するという想定外の重大な事態でありました。同じような被害を被らないためにも日常点検の強化や計画的な施設更新を進め、これまで想定外であった災害を想定内としていく実効性の高い災害対策に全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp