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本会議会議録

答弁文書

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令和4年6月静岡県議会定例会

沢田 智文 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/20/2022番目)
答 弁 者教育長


○議長(藪田宏行君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) 県立ふじのくに中学校の教育提供体制についてお答えいたします。
 夜間中学の設置は、私が重要視するダイバーシティー  多様性とインクルージョン  社会的包摂を象徴する取組であります。また人口規模が大きく東西に長い本県が県立で設置することは大変挑戦的な取組で全国から大いに注目されております。
 県教育委員会では、教育機会確保法の理念や昨年度私が委員長を務めた設置検討のための有識者会議での議論等を踏まえ、県立夜間中学校の設置目的を学齢期を超えた方が義務教育を学ぶ場としております。夜間中学の入学者は小中学校の学習内容の習得状況や日本語能力などの個人差が大きいと予測されますことから、それぞれの状況に応じた最適な学びを提供してまいります。
 現在、生徒の学習状況や日本語能力に応じた授業コースの設定、チームティーチングによる授業実施、一人一台端末を用いた個別学習や翻訳ソフトの活用などについて検討しております。入学者決定後においては、個々のニーズや状況をしっかりと確認した上でより具体的な体制を整えてまいります。
 一方、議員御指摘のとおり日本語習得のみを目的に入学を希望する方なども想定されることから、一人一人丁寧に状況を確認し自治体や民間団体が行う日本語教室等希望に合った学びの場につないでまいります。さらに日本語教室やひきこもりの方を支援する団体等に夜間中学の目的を伝えて入学希望者の紹介を依頼するなど互いの役割を踏まえて連携を深めてまいります。また県立ふじのくに中学校は来年四月に磐田本校と三島教室の二教場で開校いたしますが、開校後も入学希望者や入学者の状況等を基に政令市も交えて新たな場所への設置の要否や設置形態などの検討を継続してまいります。
 県教育委員会といたしましては、関係機関と連携し学びたいと思う誰もが十分に学べる場を得られるよう努めるとともに、一人一人が学ぶ喜びを実感できる学校づくりを進めて本人の未来を切り開き地域の発展に寄与する多様な人材を育成してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp