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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

深澤 陽一 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2017番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 深澤議員にお答えをいたします。
 清水港新興津国際海上コンテナターミナルについてのうち、船舶大型化への対応についてであります。
 清水港は、現在二十六の定期コンテナ航路を有し、県内のものづくり産業などの競争力を物流面で支える重要な役割を果たしています。新東名高速道路の開通やこれから開通が待たれる中部横断自動車道等の高速交通ネットワークの整備により、ますます利便性が向上することが期待されています。
 一方で、議員御指摘のとおり昨年パナマ運河の拡張工事が完成し通行可能な船舶の喫水が十二メートルから十五・二メートルとなり、コンテナ船で言えばコンテナ四千個積みのクラスから一万三千個積みクラスが通行できるようになりました。このようなこともあり最近の船舶の大型化は目をみはるものがあります。
 清水港の強みは、このような大型船が就航している欧州、北米へのコンテナ航路を持っていることです。このため新興津のコンテナターミナルについては船舶の大型化に対応するため水深十五メートルの耐震岸壁ツーバースの整備を進めてまいりました。しかし最近は横幅の広い船舶が寄港し、現在のガントリークレーン――これは船舶の横方向に十八列対応できるわけですが――このガントリークレーンではリーチ――手が届かないと、そういった船が就航するようになりました。またコンテナ満載時には船舶の喫水に対して岸壁の水深が不足すると、こういう状況になっております。このため他の港で清水港のクレーンの手が届く位置にコンテナを積みかえていただくなどさまざまな問題が発生をしております。また今後寄港する船舶がさらに大型化する可能性も高いと考えております。これらの課題に対応するため、清水港では現在大型船に対応したクレーンへの更新を視野に老朽化した既存クレーンの健全度調査を進めているところです。
 県といたしましては、国際コンテナ物流における船舶の大型化の動向や現在進めていますクレーン健全度調査の結果等を踏まえて、大型船舶に対応したガントリークレーンの整備手法や導入時期について年内に決定をしたいと考えております。
 また、今後整備予定の新興津コンテナターミナルの第三バースにつきましては港湾計画の位置づけでは水深一二メートルとなっておりますが、より深い水深とする必要性についても検討をしてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp