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本会議会議録

議会補足文書

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平成30年6月静岡県議会定例会
鈴木 澄美(文化観光委員会)委員長報告
発言日: 07/10/2018
会派名: 自民改革会議


○議長(渥美泰一君) 次は、文化観光委員会委員長 鈴木澄美君。
       (十五番 鈴木澄美君登壇 拍手)
○十五番(鈴木澄美君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第九十一号議案「平成三十年度静岡県一般会計補正予算」外二件であります。
 まず委員から、議案第百六号に関し富士山静岡空港における公共施設等運営権制度導入の目的及び県の費用負担への影響についてただしたところ、当局から、空港のさらなる活性化と県内経済発展への貢献、県民の利便性と利用者満足度の向上、県民負担の軽減の三つを運営権制度導入の目的としている、また費用負担への影響については滑走路やエプロン、旅客ターミナルビルなどの更新費用を運営権者が全額負担しその他の基本施設等も運営権者が一割を負担することとした、現在年間六億円程度の県費を投入している空港の運営経費についても、事業の収支一体化により運営権者の収入で賄われることになるなど、将来にわたる空港の管理運営に係る県の費用負担の軽減に結びつくものと考えているとの答弁がありました。
 次に、駿河湾フェリーの事業撤退への対応についてただしたところ、当該フェリーは利用者の八割が観光利用であると同時に生活交通や物流に欠かせない交通手段でもあり、さらに有事の際には海上からの緊急輸送が可能になるという防災上の活用も考えられる。部局横断的な駿河湾フェリープロジェクトチームの第一回会議を六月二十日に開催したが、今後当チームにおいて県民から理解が得られる最適な手法を検討していく、そして来年四月以降の切れ目ない事業継続に向けて関係する市町、団体等と連携して九月までには対応策を公表するとの答弁がありました。
 次に、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック自転車競技の静岡県開催に向けた都市ボランティアの募集状況及びその待遇についてただしたところ、三月二十六日から六月三十日まで募集をした結果目標人数の七百名を上回る八百十七名の応募があった、企業や民間団体の方々から一生に一度のチャンスでぜひとも参加したいという声があったことから、今後も引き続きボランティアの機会を提供したいと考えている、また活動期間中の食事、交通費については東京都の都市ボランティアと同じく支給の方向で検討しており、ユニフォームについても統一のものを支給したいとの答弁がありました。
 次に、公益財団法人であるSPACの公益性が確保されているかについてただしたところ、これまで約十四万人の中高校生が鑑賞しており、アンケートを実施したところよかったと言う声が八〇%を超えている、また昨年度はフランスのアヴィニョンで公演を実施したり、今年度は国の大型補助金に採択されたりなど県民からも海外からも一定の評価を受けていることから、SPACの公益性は確保されていると理解しているとの答弁がありました。これに対し委員から、SPACは公益財団法人であり多額の公金を費やしていることに留意し、その活動においては常に公益性を考えていただきたいとの意見がありました。
 そのほか、ラグビーワールドカップ二〇一九開催に向けた取り組み、静岡文化芸術大学における匠領域の設置、富士山保全協力金を原資とした下山道の安全対策、静岡県サイクルスポーツの聖地創造会議における自転車活用推進計画策定の進捗状況、静岡DCプレキャンペーンの総括などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第九十一号及び百六号は賛成多数をもって、議案第百八号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp