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ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和元年6月静岡県議会定例会
廣田 直美討論
発言日: 07/08/2019
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(鈴木利幸君) 次に、二十三番 廣田直美君。
       (二十三番 廣田直美君登壇 拍手)
○二十三番(廣田直美君) 私はふじのくに県民クラブを代表して、今定例会に知事から提出された全ての議案に賛成し、賛成の理由と若干の意見を述べて賛成討論をいたします。
 初めに、第百五号議案一般会計補正予算についてです。
 今回の補正予算は、当初予算編成後の事情の変化に早急に対応する必要がある取り組みに係る経費が計上されています。そのうちまず子供の安全確保対策に関する経費についてですが、ことし五月八日滋賀県大津市で信号待ちしていた保育園児らの列に自動車が突っ込み十六人が死傷する事故が発生し、同じ月の二十八日神奈川県川崎市では通学バスを待っていた児童と保護者ら二十人が殺傷されるという痛ましい事件が発生いたしました。命を守る危機管理は県政の最重要テーマであり、我が会派では五月二十九日に知事あての要望書を提出し地域一丸となった安全対策への取り組みや通学路の再点検、防犯カメラ設置など五項目を求めたところであります。
 そこで、今回の補正予算では子どもを守る交通安全対策緊急事業費として通学路、通園路等の合同点検結果を踏まえた安全対策の実施に要する経費二億円が計上されたほか、街頭防犯カメラの設置のための事業費や児童福祉施設等の職員、保護者向け防犯講座の開催に要する経費が計上されておりこれら子供の安全対策の強化に向けた取り組みは我が会派の要望したところであり、痛ましい事件事故が繰り返されないよう一刻も早く事業効果があらわれることを切に願い大いに賛同するものです。
 次に、豚コレラの緊急対策についてであります。
 昨年九月に岐阜県で二十六年ぶりに確認された豚コレラは、愛知県、長野県などの隣接県にも感染が拡大し県内の養豚農家や畜産関係者などから不安の声が上がっております。これを受けて、我が会派では五月二十八日知事あてに要望書を提出し感染拡大防止に向けた迅速な取り組みなど五項目について要望いたしました。こうした中、今回の補正予算では県内の豚コレラ発生を予防するための消毒の徹底や野生イノシシ侵入防止対策等の緊急措置のほか、万が一、豚コレラが発生した場合の経営再建、維持を図る養豚農家への融資に対する利子補給等を行う経費等が緊急対策として計上されております。まずは県内への感染拡大防止に向け迅速な取り組みを進めてもらうべく賛成いたします。
 なお、要望書でも記載したように今後の豚コレラ感染防止に向け現状の静岡県の対策について改めて専門家に意見を求め、あらゆる対策を講じる体制を整えるよう強く要望いたします。
 次に、サクラエビ主産卵場調査についてです。
 ことしのサクラエビの春漁の漁獲高は昨年の四分の一、数年前の約一割で終了したところであり関係者に不安が広がっております。こうした中、今回の補正により翌年春までに成長するエビの量を高い精度で予測できるようにする調査費を緊急に実施する費用が計上されたもので、漁業者も加工業者も消費者も一日も早くサクラエビの漁獲量が以前の水準に戻ることを願っており調査結果が安定した資源の維持につながることを期待して賛成いたします。
 また、そのほかの議案につきましても法令の改正に伴う条例改正など県政を進める上で必要なものであると認められ賛同いたします。
 以上、本定例会に提出された議案の全てに賛成の立場から意見を申し上げました。議員の皆様の賛同をお願いし、私の討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp