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本会議会議録

議会補足文書

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平成30年6月静岡県議会定例会
渡瀬 典幸(文教警察委員会)委員長報告
発言日: 07/10/2018
会派名: 自民改革会議


○議長(渥美泰一君) 次は、文教警察委員会委員長 渡瀬典幸君。
       (四十六番 渡瀬典幸君登壇 拍手)
○四十六番(渡瀬典幸君) 文教警察委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百七号議案「県有財産の取得について(教育総合ネットワークシステム関連機器)」であります。
 最初に、公安委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、児童虐待件数の推移や県警察と児童相談所等との連携についてただしたところ、当局から、平成二十八年の児童虐待の認知件数は四百九十七件、平成二十九年は五百三件と若干増加しており、内訳としては身体的虐待等は減少しているが心理的虐待は顕著に増加している、また県警察、児童相談所、市町、教育機関等でネットワークを構築し実際の現場を想定した模擬訓練や意見交換を実施しているほか、児童虐待が疑われる対象者が他県へ転居した場合には転居先の警察本部を通じて管轄の警察署へ連絡し情報共有を図っているとの答弁がありました。
 次に、高校生による自転車事故の発生状況及び事故防止対策の取り組みについてただしたところ、本年五月末現在の高校生による自転車事故発生件数は三百九十六件であり昨年に比べ三十二件、約九%増加している、県警察では学校との連携による自転車走行ルールの周知を中心とした参加体験型の交通安全教育、登下校時間帯における危険で悪質な違反行為に対する自転車安全指導カードを活用した交通安全指導、道路管理者と連携した自転車の通行環境整備、危険な交通違反を繰り返す自転車運転者に対する講習制度の運用などに取り組んでおり、今後も引き続き自転車事故の防止に努めていくとの答弁がありました。
 そのほか、高齢者の交通事故防止対策、鉄道警察隊等による公共交通機関での犯罪防止対策、犯罪被害者支援の取り組み、山岳遭難救助隊の活動状況などについても質問等がありました。
 次に、教育委員会関係について申し上げます。
 まず、新しい県立中央図書館の今後の整備に向けた取り組みについてただしたところ、昨年度策定した基本構想の四つの柱をもとに今年度は基本計画を策定しており、全国の先進的な事例を参考にしながら県立図書館としての基本的機能を充実させるとともに県民が出会い、交わる新しいタイプの図書館として生まれ変われるよう文化・観光部とも情報共有をしながら検討を進めている、また子供向け図書スペースについては新しい図書館にフロアを設け、子供図書室として現在の子ども図書研究室の児童書を幅広く公開する方向で検討しているとの答弁がありました。
 次に、学校施設におけるブロック塀等の緊急調査の内容及び今後の動きについてただしたところ、高さ二・二メートルを超えないこと、また三・四メートル間隔の控壁があることなど学校職員が建築基準法施行令の現行基準により点検した結果、対策が必要なブロック塀等がある県立学校は二十八校であった、学校施設におけるブロック塀の総延長約三キロのうち今回の目視による検査で外観上問題が見られなかった約二キロ分についても、七月中旬にかけて建築士などの専門家によってブロック塀内部の鉄筋や基礎部分の状況など安全性を再度確認し、安全性が確認できなかった箇所については今後速やかに撤去または改修を行うとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百七号に関し教育総合ネットワークの活用、静岡県部活動ガイドラインの策定と部活動指導員の活用、学校施設の長寿命化対策、魅力ある学校づくり推進事業の概要、補助教材の選定及び納入に係る長期的なチェック体制づくりなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百七号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp