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本会議会議録

議会補足文書

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令和元年12月静岡県議会定例会
良知 淳行(文教警察委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/20/2019
会派名: 自民改革会議


○議長(鈴木利幸君) 次は、文教警察委員会委員長 良知淳行君。
       (三十九番 良知淳行君登壇 拍手)
○三十九番(良知淳行君) 文教警察委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百五十二号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」外三件及び請願第二号(その三)「子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」であります。
 最初に、公安委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、冬期における富士登山中の遭難防止対策及び山岳遭難救助隊の安全確保対策についてただしたところ、当局から、登山中の滑落や低体温症による遭難の危険性、万全な登山準備の重要性について県や関係機関と連携して広報するとともに登山計画書を提出した登山者に対し自粛の呼びかけや安全確保のための指導を行い危険性の排除に努めている、また山岳遭難救助隊では冬に二回、春と秋にそれぞれ一回の救助訓練を実施し隊員の気力体力の鍛錬と救助技術の向上による事故防止に努めているほか、アイゼン、ザイル、ピッケル等の命を守る装備の確実な点検整備や隊員の十分な休養による配慮など山岳遭難救助隊の安全確保を図っているとの答弁がありました。
 次に、DV・ストーカー相談者への対応と相談しやすい環境づくりについてただしたところ、DVやストーカー事案は殺人などの重大な事件に発展する可能性があることからまずは相談者が何を一番恐れているのかをしっかり聞き取り、行為者の性格や性癖、執着心、支配欲の度合い等を総合的に勘案し事案の危険性、切迫性を慎重に判断している、その上で警察署の生活安全部門が相談者の保護対策を、刑事部では行為者の事件検挙をそれぞれ担当するとともに警察本部も含めた組織的な対応を図っている、県警察ではホームページや街頭広報活動を通じてDVやストーカーが犯罪であることを周知するとともに各警察署に設置した生活安全相談窓口の積極的な利用を呼びかけており、専門相談員の配置やプライバシーの保護に配慮した個別相談室の設置など安心して相談しやすい環境づくりに努めているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百六十二号に関し給料の引き上げ対象を初任給及び若年層とした理由、横断歩行者の事故防止対策、一一〇番通報アプリによる通報実績と周知啓発の取り組み、洪水ハザードマップにおける浸水区域内の警察署の浸水対策などについても質疑等がありました。
 次に、教育委員会関係を申し上げます。
 まず、議案第百八十一号に関し継続指定となった朝霧野外活動センター指定管理者の実績についてただしたところ、これまでの三期十二年間の経験を持つ日本キャンプ協会グループは野外体験活動に対する指導力にすぐれた人材や安全管理のノウハウを有しており、マニュアルを整備しさまざまな状況に対応した安全対策を定期的に実施した、また地域の自然や歴史に目を向けながら課題を設定したウオークラリー等の研修プログラムに取り組み利用団体からの高い評価を得た結果、利用者の安定的な増加につながったとの答弁がありました。
 次に、ラグビーワールドカップの開催により培われた有形無形のレガシーを後世に継承していくための取り組みについてただしたところ、教育、観光、産業などの分野で他部局とともに取り組む予定であり、例えば磐田農業高校ではヤマハラグビー部の選手が直接授業で指導を行う機会を設けたり、小学校の約七割、中学校の約一割ではタグラグビーを通じたラグビー教育を実施しており来年度以降も同様の取り組みを継続し教育分野におけるレガシーの継承を図っていくとの答弁がありました。
 そのほか、次期総合戦略の素案に関しAI、ICT人材の確保・育成に係るKPIの客観性に対する所見、請願第二号(その三)に関し県立学校における教室や体育館の空調整備計画、県内高校生の留学状況及び外国人留学生の受け入れ状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしまして議案第百五十二号、第百六十一号、第百六十二号及び第百八十一号は全員一致をもちまして、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。請願第二号(その三)につきましては全員一致をもちまして不採択とすべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。
○議長(鈴木利幸君) 以上で常任委員長の報告は終わりました。
 常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
       (「質疑あり」と言う者あり)
○議長(鈴木利幸君) 質疑がありますので、議事の都合により休憩します。

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