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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2020番目)
答 弁 者健康福祉部長


○議長(山田 誠君) 藤原健康福祉部長。
       (健康福祉部長 藤原 学君登壇)
○健康福祉部長(藤原 学君) 新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、今後の医療提供体制についてお答えいたします。
 本県の新型コロナウイルス新規感染者数から見ますと、現在医療提供体制は逼迫しているという状況にはございませんが、今後のインフルエンザの流行を見据え地域における医療機関の役割分担を踏まえた万全の体制整備が必要であります。
 県では、県民の皆様に対しまして新しい生活様式の徹底とインフルエンザの予防接種を勧奨いたしますとともに、国の方針を踏まえ発熱等の症状のある方が身近な医療機関で速やかに受診できるよう、関係団体等と連携し新型コロナウイルス感染症の検査を行うことができる県内五百か所以上の病院・診療所を中心として地域ごとに必要な診療、検査を提供する体制を整備してまいります。
 中等症以上の患者などに対して入院治療を行う病床につきましては、専用病棟で患者を受け入れる重点医療機関を指定し必要数の確保を進めております。あわせて重症化のおそれがないと判断された軽症者や無症状者につきましては、県が確保いたしました宿泊療養施設を活用することで医療機関の負担軽減と病床の効率的な運用につなげてまいります。
 県といたしましては、新型コロナウイルス感染症への対応と通常の医療との両立を念頭に県民の皆様が安心して医療を受けられるよう本県の実情に合った医療提供体制を整備してまいります。
 次に、ゲーム依存症対策についてであります。
 ゲーム依存症は健康への支障だけでなく日常生活や対人関係に深刻な影響を及ぼすことから、正しい理解と本人や御家族に対する充実した支援が必要であると認識しております。このため昨年度は県内の中学生、高校生に対しましてゲーム依存症に関する基本的な知識やチェックリストを記載したリーフレットを配付いたしました。本年度は県民の皆様を対象としたワークショップを県内八か所で開催し病気の特徴や具体的な影響などを分かりやすく説明し、ゲーム依存症の正しい知識の普及啓発に取り組んでおります。
 また、県精神保健福祉センターにおきましてゲーム依存症に関する相談に応じており、治療が必要な場合には専門の医療機関を紹介しているほか、県が実施する回復支援プログラムにおきまして専門家により本人や御家族に対しましてゲームとの付き合い方やゲーム依存症の対応について助言するなど相談から医療まで切れ目のない支援をしております。
 国では、ゲーム依存症に適切に対応できる人材を育成するための相談従事者研修を実施するとともに相談に対応する職員向けのマニュアルを作成する予定でありますので、本県におきましては国の研修に職員を派遣し本人や御家族からの相談対応の質の向上に努めてまいります。さらに本県独自の取組といたしまして、医療従事者に対する専門的な研修を行うことにより地域における医学的な支援体制を充実してまいります。
 県といたしましては、ゲームへの依存に対する不安を抱える本人や御家族への支援を一層充実し県内の教育機関、医療機関とも連携してゲーム依存症対策を推進してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp