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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

林 芳久仁 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 林議員におかれましては、風邪に花粉症を併発されました由、お見舞い申し上げます。しかしせきもくしゃみもなくしっかり読み通されまして、私もじっくり拝聴いたしました。
 その中で、世界水準の農芸品の生産拡大についての御質問にお答えいたします。
 本県は、全国トップクラスの日照時間、富士山や南アルプスに育まれた豊かな水などを生かし高品質で三百三十九に及ぶ多品目の農芸品が生産されております。特に温室メロンやイチゴなどの施設園芸作物は、国内はもとより広く海外からも高い評価を得るようになりました。
 一方で、議員御指摘のとおり引き合いが強くても生産量が少ない品目が多くマーケットからの注文に応え切れていない状況がございます。県産品の販売促進を目指すマーケティング戦略本部会議の専門家委員からは、県産の野菜、果物類は二百億円程度の需要拡大が可能であるという御意見もいただいております。
 そこで、マーケットインの視点で売れ筋の品目に注目して戦略的に生産を拡大していくことが重要であると考えます。このため首都圏を中心に旺盛な需要を見込むことのできるイチゴ、トマトなどの施設園芸作物につきましては、本年度創設した施設園芸の規模拡大を支援する本県独自の助成制度によりまして、生産者の鉄骨ハウス等の新増設を積極的に支援し生産拡大につなげてまいります。
 また、レタスやキャベツといった露地野菜はカット野菜などとして業務用の需要が増加しております。冬季の水田の裏作作物としても適しております。このため地下水位制御システムや暗渠排水施設を整備し、水田の汎用化を図り水田のフル活用を促進することにより一層生産力を高めてまいります。
 さらに、農産物の選別やパック詰めなどの出荷作業は多くの労働時間を要し、生産規模の拡大を目指すための課題となっております。そこから光センサーや画像処理により自動的に選別してパック詰めを行う最新の選果機を備えた集荷施設かつ出荷施設の整備を進めております。また事業拡大意欲の強い農業経営体向けの農地確保や、県外からの大規模生産法人の新規参入を促進するための支援にも取り組んでいるところでございます。
 県としましては、意欲的な担い手への農地の集積や基盤整備を推進するとともにマーケットインの視点に立ち市場が求める農産物の生産力を強化するための施策を重点的に展開いたしまして、世界に誇る静岡県の農芸品の生産拡大を図ってまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp