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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年6月静岡県議会定例会

望月 香世子 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/20/2022番目)
答 弁 者知事


○副議長(和田篤夫君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 望月議員にお答えいたします。
 清水港におけるクルーズ船の受入れについてであります。
 清水港は日本三大美港の一つであります。清水港の位置する駿河湾は世界で最も美しい湾クラブに加盟しております。清水港から遠望する富士山は世界遺産に登録されており、三保松原はその構成資産であります。
 こうした美しい景観を背景に、清水港は国内外からクルーズ船で訪れる多くの皆様を魅了してまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響で運航を休止していたクルーズ船は令和二年十月に日本国内の運航が再開し、清水港への国内船の寄港は令和三年に九回と運航中断前の水準に回復しつつあります。国際クルーズの再開に当たりましては、水際対策や観光行政の動向を踏まえた関係者調整にもうしばらく時間を要する見込みであります。
 一方、令和元年の国際クルーズ船寄港の実績が三十一回であったのに対し令和五年は現時点で岸壁使用予約が六十件程度入っております。これは長年にわたり地元の誘致組織が活動してくださったおかげで清水港が信頼され選ばれているあかしであると認識しております。
 議員御指摘の清水港におけるクルーズ船の受入れに対する安全・安心の確保につきましては、国内クルーズの再開当初から乗客と一般見学者の動線を分離する徹底した感染拡大予防対策に取り組んでおります。こうした取組に対して帰港したクルーズ船各社から高い評価を頂いております。
 また、昨年九月には国際クルーズの再開を前に快適な出入国の手続を可能とするCIQの空間設備を終えまして、現在国の補助事業を活用して旅客施設の換気能力の向上や新たな手洗い施設の設置など対策の強化を図っているところであります。
 さらに、国際クルーズ船の円滑な受入れには地域の皆様の御理解が何よりも重要であります。感染症に関する最新の知見、情報などを踏まえながら地元の自治体などと連携して地域の皆様に港湾や船内における感染症対策の取組を丁寧に説明してまいります。
 こうした安心感の醸成を前提として、日の出地区において現在整備が進められているクルーズ船の二隻同時着岸が可能な岸壁などの施設が十分に活用されるようクルーズ船誘致に積極的に取り組んでまいります。
 本格的なクルーズ再開を見据え、引き続き地元の誘致組織と連携し徹底した安全対策と地元の御理解の下で世界に開かれた海の玄関口である清水港のさらなるにぎわいの創出に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp