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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

鈴木 啓嗣 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2020番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○副議長(良知淳行君) 志村農林水産担当部長。
       (農林水産担当部長 志村信明君登壇)
○農林水産担当部長(志村信明君) 県内における豚熱――CSF対策についてお答えいたします。
 飼養豚への定期的なワクチン接種によりCSFの発生リスクは低減しておりますが、野生イノシシのCSFウイルス感染確認地域は徐々に拡大しておりますことから、引き続き飼養豚のCSF発生予防に万全を期す必要があると認識しております。
 経口ワクチンの散布につきましては、野生イノシシにCSFウイルスに対する免疫を付与するため昨年九月から実施しております。まず愛知県境から始め中部地域の感染確認地点の周囲、そして伊豆を除く県内各地へと範囲を広げて実施しております。その結果、野生イノシシの抗体陽性率は散布回数を重ねるごとに向上し五月時点で二六%となっております。今後もCSFウイルス撲滅の目安となる六〇%を目指して経口ワクチンの散布を継続してまいります。
 家畜の死体処分につきましては、特定家畜伝染病防疫指針により発生確定後、殺処分は二十四時間、焼却・埋却処分は七十二時間以内に完了させる必要がありますことから、県自ら主導して迅速に処分する方針としております。原則養豚事業者が用意している土地で埋却いたしますが、他県の事例では掘削により水が湧き出して埋却できなかったという課題が報告されております。
 こうした課題に対しまして、本県におきましてはまず代替地へ埋却する方法または移動式粉砕装置を用いて家畜の死体を粉砕して加熱殺菌後、焼却施設で処分する方法を想定しております。この装置につきましては平成二十九年に本県で訓練を実施し作業マニュアルを作成しているところでありますが、引き続き静岡県産業廃棄物協会等と死体処分に関する定期的な訓練を重ね万全な処分体制を整えてまいります。
 県といたしましては、今後とも市町、JA、猟友会及び防疫作業の協力団体など関係機関の協力を得ましてCSFの蔓延防止体制を継続してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp