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ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成27年5月静岡県議会臨時会
遠藤 行洋討論
発言日: 05/20/2015
会派名: ふじのくに県議団


○議長(吉川雄二君) 次に、二十二番 遠藤行洋君。
       (二十二番 遠藤行洋君登壇 拍手)
○二十二番(遠藤行洋君) 私はふじのくに県議団を代表して、今臨時会に提出されました知事提出議案第八十八号議案から第九十一号議案まで全ての議案に賛成の立場から、第八十八号議案「静岡県教育長の任命について」に関しまして賛成の理由と若干の意見を述べて討論といたします。
 本議案は、二月定例会に提案され継続審査となり三月臨時会で否決された新教育長について、新たに前静岡県立大学学長の木苗直秀氏を任命するものです。
 四月以降、本県では教育長不在という異例の事態になりました。県民の皆様に教育行政の停滞を御心配いただきましたことにつきましては、議会としての責務を重く感じているところであります。この間、大きな問題もなく教育行政を進めてこられた職務代理者の加藤氏を初めとする教育委員の皆様の御尽力に感謝申し上げます。
 さて、本日の総務委員会の審査では二月定例会の反省を踏まえ、総務省通達の趣旨に従いまして木苗氏本人をお招きし所信を伺うとともに、教育観などに対する質疑を行いました。以下、四点申し上げます。
 まず、木苗氏の所信表明や質疑からは、社会総がかりの教育を進めていこうという本県の教育方針に沿った考えをお持ちであることがわかりました。教育行政の変革期に当たりぜひ御見識を生かしていただき、将来を担う本県の子供たちの教育の先頭に立っていただきたいと思います。
 二つ目は、教育現場を預かるに当たり小中高校の教員経験がないことが懸念されますが、これに対しては、見る、聞く、話すという現場主義で小中高大連携した教育行政を行いたいという御発言がありました。木苗氏におかれましては、多忙化の解消など課題解決に向けて現場の教職員の声を積極的に吸い上げるなど、現場本意の教育を進めていただきたいと思います。
 三つ目は、木苗氏の年齢に対してですが、教育長の激務に対応できるかという点については、野球部の顧問を三十年間務め体力には自信がある。これからは言葉のキャッチボールを頑張りたいとお話しされておりました。しかし激務であることに変わりありませんので、教育委員会事務局体制の中でしっかりとサポートしていただきたいと思います。
 そして最後に、木苗氏の真摯な答弁から本県の子供たちの将来を見据えた教育にかける思いや幼少期から大学卒業後までトータルでの人材育成を進めていきたいという思いが強く伝わってまいりました。
 以上のことから、木苗直秀氏は本県の新教育長にふさわしい人材であると判断いたします。将来の静岡県そして日本を支える次世代の人材育成を進めるに当たり、社会総がかりの教育体制の構築は不可欠です。これまでの御経験を生かし本県が掲げる有徳の人づくりを先頭に立って進めていただき、子供たちを中心に据えた教育行政を全力で推進していただくことを心より御期待申し上げます。
 以上、議員の皆様の御賛同をお願い申し上げ、討論といたします。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp