• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

佐地 茂人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2017番目)
答 弁 者経済産業部長


○経済産業部長(渡辺吉章君) フーズ・サイエンスヒルズプロジェクトの推進についてお答えいたします。
 本県の食料品や飲料などの製造品出荷額等の合計額は、平成二十六年において二兆三千七百八十五億円であり十年連続全国第一位であります。また国に届け出された機能性表示食品の約三割が静岡県で生産されており機能性をアピールする食品の市場が大きく拡大している中で、食品関連産業は本県にとって持続的な成長が期待できる産業分野であります。
 現在県では、フーズ・サイエンスセンターを中核支援機関として静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、牧之原市に参画いただき産学官金の連携により地域企業が行う機能性の高い食品の開発支援を中心にプロジェクトを進めております。平成二十七年度には全国に先駆けて機能性表示食品を国に届け出る際に必要な機能性評価システムを県立大学と連携して構築し、地域企業の機能性表示食品の開発を支援しております。
 このシステムを活用して、目や鼻の不快感を軽減する効果があるお茶の「べにふうき」や血中中性脂肪を下げるサプリメントなどが既に販売されているほかプロジェクト全体では百九十を超える高付加価値型の食品などが製品化されております。また本年度から地域企業の機能性表示食品の開発と販路開拓支援を強化するために新たにアドバイザー二名をセンターに配置いたしました。民間企業出身のアドバイザーがそのネットワークを生かし大手商社や量販店などへの積極的なアプローチを行ったことにより十五件の商談が成立するなど着実に成果を上げております。
 さらに、お茶を使った新たな機能性食品やCNFを活用した化粧品の開発、新技術を活用して効率的な生産を可能とする食品加工機械の開発などについても積極的に支援してまいります。
 県といたしましては、プロジェクトの目標でありますふじのくに静岡の経済発展と世界の人々の健康増進に向けて引き続きフーズ・サイエンスセンターの機能強化を図り、地域経済を牽引する産業として食品関連産業の集積と活性化を進めてまいります。
 次に、ものづくり県静岡、中部地区のホビー関連と新産業の取り組みについてのうち、コンテンツバレー構想とクリエーティブ産業についてであります。
 県は、平成十六年のしずおかコンテンツバレー推進コンソーシアムの立ち上げを契機に、クリエーターの育成とデザインのまちおこしの活動を支援するため平成十七年度にクリエーターデータベースを構築しコンソーシアムに提供するとともにコンテンツ産業に関する講演会や交流会などへの助成を行ってまいりました。こうした取り組みによりクリエーターとして空間デザインやクレイアニメなどの分野の起業家が輩出されたほか、クリエーターが町に出て店舗のディスプレーデザイン等を企画する街クリ事業などを通じて地域とクリエーターの連携によるまちづくりが行われたところであります。
 現在は、静岡市文化・クリエイティブ産業振興センターが静岡市のクリエーティブ産業の新たな拠点として活動しており、今後発展していくことを大いに期待しております。
 県では、本県全体のクリエーティブ産業の振興を図るため平成二十八年六月に静岡県デザイン産業振興プランを策定したところであります。今後は本プランに基づき、静岡市を初めとする関係市町やデザイン関係機関、企業などと連携しながらクリエーターやデザイナーが活動しやすい環境づくりを推進することでコンテンツビジネスやクリエーティブ産業の振興を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp