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本会議会議録

答弁文書

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平成27年9月静岡県議会定例会

野崎 正蔵 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2015番目)
答 弁 者経済産業部長


○議長(吉川雄二君) 篠原経済産業部長。
       (経済産業部長 篠原清志君登壇)
○経済産業部長(篠原清志君) 産業の振興と誰もが活躍できる雇用の創出についてのうち、本県産業の再生と活性化についてお答えいたします。
 県は、産業成長戦略を実行していくため本年四月、産業界、金融界と連携して産業戦略推進センターオープンイノベーション静岡を設け、現役の経営者の方々などにアドバイザーに御就任いただいております。
 これまでに、中堅企業三社から新規事業等に関する相談がありマーケットインの考え方に基づく製品開発の必要性など経営者ならではのアドバイスをいただいております。また産業技術総合研究所との協定に基づく共同研究については、光関連技術分野で県内七社のプロジェクトを選定し事業化に向けた取り組みを進めることといたしました。
 中小零細企業対策については、まず県制度融資の成長産業分野支援資金に金融機関と企業が利率を自由に設定する所定金利方式を導入したことで、より低利な資金の借り入れが可能となり設備投資が促進されております。また新商品開発や販路開拓を現場で支援するため、ものづくり専門支援員の配置や静岡ものづくり革新インストラクターの養成にも取り組んでおります。さらに経営強化に資する人材を首都圏から本県企業に引き込む拠点づくりにも取り組むこととし、関連予算案を今議会にお諮りしております。
 県といたしましては、今後とも中小零細企業を初めとした地域企業に対して官民が一体となって実効性の高い施策を展開することで、本県産業のより一層の活性化を図ってまいります。
 次に、海からの地方創生についてであります。
 本県は伊豆沿岸や駿河湾、遠州灘と変化に富んだ海を有し、古くから我が国の水産業をリードしてまいりました。議員御指摘のとおり、本県が地方創生に取り組むに当たっては海、水産業という視点は欠かすことができないものと考えております。
 本県の水産業の振興のためには漁業者、流通加工業者、行政、観光業者などが地域の資源を生かした水産業の将来をともに考え、一つ一つの取り組みを確実に進める必要があります。このため県は県内十六地区で浜の活力再生プランの策定を支援しております。具体的には西伊豆地区では特産のイカの魚価向上を図るため漁業者みずからが加工に取り組む新商品開発プラン、榛南地区では魚市場の統合に向けたプラン、磐田市福田地区では高鮮度のシラスを地元の食堂などで販売するプランが策定されております。既に九地区でプランの策定は終わり、ことし中には残りの七地区においても策定できるよう支援しているところであります。
 県といたしましては、策定中の総合戦略において浜の活力再生プランを位置づけることとしており、今後とも各地域の特色を生かした水産業の発展に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp