• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

ここから本文です。

本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和3年6月静岡県議会定例会
田内 浩之(産業委員会委員長)委員長報告
発言日: 08/16/2021
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(宮沢正美君) 次は、産業委員会委員長 田内浩之君。
       (三十番 田内浩之君登壇 拍手)
○三十番(田内浩之君) 産業委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第九十六号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」外一件であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、森林法に基づく盛土造成行為に係る緊急点検の状況と今後の対応についてただしたところ、当局から、盛土の高さや勾配などの構造、クラックの有無、のり面の緑化、排水の管理状況などを点検項目とし百十一か所の目視点検を行った、その結果林地開発許可関係は六か所、保安林内土地形質変更許可関係は二か所、伐採届関係は十五か所の計二十三か所においてのり面の崩落や排水不良等の異状が確認された、これら異状箇所については事業者や土地の所有者等に対して是正指導を行うとともに、従わない場合は追加措置等の検討を考えているとの答弁がありました。
 次に、中小企業のテレワーク導入に向けた取組についてただしたところ、導入が進まない建設業や製造業、サービス業などの企業に対して具体的な導入事例を紹介しイメージを持たせることで経営者の意識を改革していくことが重要と考える、昨年度は企業が参画する研究会を開催し各業界の企業から状況を伺うとともに企業同士の意見交換を通じて課題や導入事例を検証した、今年度は福祉などのテレワークには向かないと思われている業種にも参画してもらい事例を蓄積する、また研究会の成果を踏まえてセミナーを開催し取組事例の提供や機器の体験、個別相談などを組み合わせて実施回数を増やすとともに、職場環境の見直しを支援するアドバイザー派遣事業も活用してテレワークの導入を支援していくとの答弁がありました。
 そのほか、静岡茶の輸出促進に向けた支援の内容、ふじのくに林業成長産業化プロジェクトの目標達成見込み、フジノミクスにおけるサプライチェーンの構築状況、次世代自動車の電動化に関し部品製造メーカーの業種転換に向けた対処方針、改正漁業法施行に伴う本県の取組などについても質疑等がありました。
 さらに、本日付託された第九十七号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」に関し中小企業等応援金事業費の周知方法の詳細、相談窓口設置に向けた今後の予定などについても質疑がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 富士川工業用水と東駿河湾工業用水の事業統合による効果についてただしたところ、現在東駿河湾工業用水は全量を富士川水源で賄っているが滝戸分水場の近くに新たにポンプ場を設置し富士川工業用水と統合することで濁度の低い芝川水源を最大限活用することができる、これにより東駿河湾工業用水は富士川水源からの取水量が減少することに伴い蒲原取水場から厚原浄水場までの送水量が減少することから、送水に必要な動力費の削減のほかポンプ施設の処理能力の見直しや大口径管のダウンサイジングが可能となり更新費用の削減が見込まれるとの答弁がありました。
 このほか、報告第十三号から第十五号に関し繰越額の内容、創意工夫・コスト削減事例集の活用方針、水道施設の耐震化の状況などについても質問等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第九十六号及び第九十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp