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本会議会議録

議会補足文書

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令和元年9月静岡県議会定例会
伴 卓(厚生委員会)委員長報告
発言日: 10/10/2019
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(鈴木利幸君) 次は、厚生委員会委員長 伴  卓君。二十二番。
       (二十二番 伴  卓君登壇 拍手)
○二十二番(伴  卓君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百二十七号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」外三件であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第百二十七号に関し民生委員・児童委員の協力員制度の導入による効果についてただしたところ、当局から、協力員が一緒に活動することにより民生委員の量的な負担を軽減し困難事例に対する助言を協力員からもらうことによって心理的な負担を軽減する、またこれらの負担軽減により新たに民生委員・児童委員になる方の抵抗感を少しでもなくし委員のなり手をふやすとともに二期、三期と任期を継続していただくなどの人材確保の効果も期待しているとの答弁がありました。
 次に、同じく議案第百二十七号に関し児童虐待防止に向けた体罰禁止の啓発方法、再発防止に向けた保護者支援の内容及び児童福祉司の配置状況についてただしたところ、体罰が子供に与える影響やしつけとの違いを具体的に示したリーフレットを作成し市町の乳幼児検診等を利用して子育て中の保護者に対して啓発を行っていく、児童虐待をした保護者に対する支援に当たっては精神科医等の専門家の意見を参考に各児童相談所が統一的に実施できるプログラムを検討し導入する、児童福祉司は平成二十九年度からの三年間で十四人増員し国の基準に沿って計画的に配置しているとの答弁がありました。
 次に、平成二十六年度から三十年度までの第二期中期目標期間における県立病院機構の医療機能の向上に関する取り組みについてただしたところ、県立総合病院では平成二十九年九月に県内最大級の二十二の手術室を備える先端医学棟を開棟したほか高精度放射線治療装置リニアックを二台、手術支援ロボットダビンチを一台それぞれ追加で整備した、こうした取り組みにより平成三十年度の手術件数は平成二十五年度と比べて一・三倍の九千三百二十七件に増加、特にがん手術件数は一・七倍の三千二百十七件と大幅に増加し他の医療機関では対応できない高度かつ専門的な医療を提供しているとの答弁がありました。
 そのほか、静岡社会健康医学大学院大学(仮称)運営費の試算状況、公文書におけるLGBTへの配慮、介護サポーター育成事業における職場定着の方策、議案第百二十七号に関し子供の安全確保対策に係る事業の内容、パラサイクリング県大会開催の目的、総合戦略評価書案に関し健康長寿日本一の推進の評価と施策との関連性などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 ことし九月県立静岡がんセンターが厚生労働大臣からがんゲノム医療拠点病院に指定されたことを受け県内医療機関との連携状況についてただしたところ、これまで全国十一施設あるがんゲノム医療中核拠点病院との連携下で行ってきた遺伝子パネル検査等が今回の指定により独自に行えるようになった、本県唯一のがんゲノム医療拠点病院として県内医療機関に声かけをし、がんゲノム医療体系の構築を目指しているところである、既に幾つかの病院からは前向きな回答を得ており県民ががんゲノム医療を受けやすい体制づくりに努めていくとの答弁がありました。
 そのほか、認定看護師教育課程について特定行為研修を組み込むことによる従来の教育課程との違いなどについても質問等がありました。
 以上が、当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百二十七号、第百三十三号、第百三十四号及び第百四十三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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