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本会議会議録

議会補足文書

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令和元年6月静岡県議会定例会
中田 次城(文化観光委員会)委員長報告
発言日: 07/08/2019
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(鈴木利幸君) 次は、文化観光委員会委員長 中田次城君。
       (二十九番 中田次城君登壇 拍手)
○二十九番(中田次城君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百五号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 まず委員から、議案第百五号に関し私立幼稚園の職員、保護者向け防犯講座の開催方法や防犯用品の整備支援についてただしたところ、当局から、県内の私立幼稚園を会員とする一般社団法人静岡県私立幼稚園振興協会が防犯講座を開催し協会の地区を単位として幼稚園の園長や保護者代表などを対象に犯罪に遭わないための知識や犯罪に遭遇したときの対処方法などを学んでいただく、各学校法人単位で防犯対策を進めているところもあるが現在全ての私立幼稚園、小中高校において安全点検を実施してもらうとともに必要な防犯用品等があるか調査しており、その結果を踏まえて今後速やかに対応していきたいとの答弁がありました。
 次に、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの開催に関し施設整備を含めた県費の総額、開催後のレガシーの創出を図る取り組みについてただしたところ、大会組織委員会や施設所有者との役割分担のもと県は都市生活に与える影響を最小化しながらも大会を盛り上げるために必要なおもてなしにかかわる経費として全体で二十億円を超える負担になると試算している、また大会のレガシーとして、伊豆のマウンテンバイクコースを県民が使えるコースに変更するほか本県自治体と海外との交流の重要性に鑑み県として事前キャンプの誘致を積極的に支援しており、その数は全国で最多であるとの答弁がありました。
 次に、駿河湾フェリーの新たな運営体制における財政負担の考え方についてただしたところ、本年四月一日に県と三市三町で構成する一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーを設立しフェリーを所有、維持管理して運航を継続していくこととした、駿河湾フェリーは環駿河湾地域に多大な経済効果をもたらす重要な社会インフラであるとともに海からの景観を楽しむ公共空間として重要な役割を担っている、年間輸送人員二十万人を達成すれば燃料費や人件費、船舶の維持管理等に必要な経費を利用料金で賄えると試算しており、今後は二十万人の目標達成に向けて官民一体となって利用促進に取り組んでいくとの答弁がありました。
 次に、富士山静岡空港に公共施設等運営権制度を導入するに当たってのプラス効果や懸念事項についてただしたところ、プラス効果としては行政が持ち得ない民間の経営力やネットワーク、ノウハウがフルに活用できるようになり、今まで以上に幅広い事業展開ができると考えられることから空港利用者や就航路線の増加につなげることが期待できると考えている、懸念事項としては利益優先になり空港運営における安全確保がおろそかになることや空港利用者の減少から経営が困難となり事業から撤退してしまうことなどが考えられるが、運営権者の経営状況をモニタリングし空港が社会資本として健全に維持できるように対応していくとの答弁がありました。
 そのほか、ラグビーワールドカップ二〇一九開催に要する経費とレガシーの考え方、日本平夢テラスの利便性向上に関する取り組み、文化力の拠点の形成に向けた基本的な考え方、富士山の保全状況とそれに対する世界遺産委員会の評価、浜名湖地域の観光振興に対する課題認識や取り組みなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしまして議案第百五号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp