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本会議会議録

答弁文書

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令和元年6月静岡県議会定例会

野田 治久 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/25/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 野田議員におかれましては冒頭、一種の褒め殺しのコメントをいただきまして恐縮でございます。私みずから公務員八箇条というのを定めまして第一条は身に私を構えぬこと、第二条はうそ偽りを言わぬことでございまして、それをみずからに言い聞かせておりますがどの団体にも玉石混交というのは免れないところでありますけれども日本の政界にも政治ごろと評価せざるを得ない人がいるという認識は変わりません。しかし御忠告いただきましてまことにありがとうございました。以後口を慎みます。
 野田議員にお答え申し上げます。
 伊豆地域における観光型MaaSの今後の展開についてであります。
 伊豆地域はユネスコ世界ジオパークに認定された変化に富む美しい自然景観、温泉、食、歴史、文化等々多くの観光資源を有しており私は世界で最も美しい半島の一つというふうに思っております。そこに観光客が来るということはその地域が平和であるということのあかしでもあると考えているところでございます。そうした中、観光客の復活が見れるようになりまして御同慶の至りでありますが平成二十九年度の観光交流客数は四千七百万人余りで国内外から多くの方々に訪れていただいております。今後も東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの自転車競技の開催を契機として今まで以上に多数の観光客の来訪が予想されております。
 これら多くの観光客を迎える伊豆地域の公共交通は人口減に伴う利用者の減少、バス・タクシー運転手不足等によりサービス頻度が減少し利便性が低下する状況にあります。日常生活や観光地での移動手段の確保が今大きな課題となっていると承知しております。
 こうした中、本年一月に県や東急電鉄、JR東日本など関係機関が伊豆における観光型MaaS実証実験実行委員会を設立なさいまして四月から伊豆の旅行を便利にする新たな交通サービスの実証実験に取り組まれております。この実験ではスマートフォン専用アプリ「Izuko」を使用し実験開始後二カ月間で目標としていたダウンロード二万件を達成するなど、多くの方々に御関心を持っていただきまして各報道機関でも広く情報が発信され今後とも利用者の増加が見込まれるものであります。
 エム・エー・エー・エス  MaaSの利用地域の拡大につきましては、実行委員会において現在実施している六月までの実験結果を検証し使いやすく改良したシステムによって第二段階の実験を九月から行い、さらに検証を重ねこの取り組みが今後伊豆半島全域に広がるよう関係機関と検討してまいります。
 県といたしましては、観光型MaaSの活用により地元交通事業者を含む関係者が一体となって伊豆地域全体を容易に周遊できる公共交通の確立を目指し、伊豆地域が世界から憧れを呼ぶ地域となるよう積極的に取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては副知事、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp