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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

田内 浩之 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:11/20/2019番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) ICT教育の推進についてお答えいたします。
 ICT教育の基礎となる機器等の整備につきましては、令和三年度中を目途に全ての県立学校でプロジェクター、タブレット等の導入を進めております。しかし小中学校を含めた県全体の教育用コンピューターの整備状況は全国平均をやや下回っており、引き続き市町に強く働きかけ整備の促進を図っていくこととしております。
 また、ICT教育を充実させるためには議員御指摘のとおり機器等の整備とあわせ先端技術を有効に活用した授業を実践できるよう教員の資質能力を向上させることが極めて重要であります。
 このため、県教育委員会では今年度新たに小中学校の教員向けにプログラミング教育の授業に関する研修を実施するとともに、多くの教員が受講できるよう研修内容をe―ラーニングにより配信しております。また本年八月には情報化推進ワークショップを開催しプログラミング授業の演習を行うとともに、AIを活用した授業や民間企業との連携によるタブレット学習など先進事例について情報共有を図ったところであります。
 さらに、先端技術を活用した教育専門部会では金田ICT戦略顧問やマイクロソフト社などの参画を得て、学校だけではなく家庭での児童生徒個々の学習内容を蓄積できるスタディーログや過疎地の学校と大学等を結ぶ遠隔教育など先端技術の活用について検討し、教員の情報活用能力のさらなる向上を図ってまいります。
 今後は、将来を担う子供たちが、ソサエティー五・〇の未来社会において活躍できるよう専門部会における検討を踏まえ大学、民間企業と連携しAI等の先端技術を効果的に活用した新時代の学校を実現するためICT教育環境の整備や教育内容の充実に積極的に取り組んでまいります。
 次に、夜間中学の設置についてであります。
 本県に住む外国人は九万人を超え、今後もさらに増加することが見込まれております。また昨年度外国籍やひきこもりの傾向にある人を対象に行った調査では学び直しを希望するとの回答が約八割ありましたことから、このような人たちに教育の機会を提供するため夜間中学を設置する必要があると考えております。
 県教育委員会では、本年七月各市町教育委員会を対象に夜間中学研修会を開催し、昨年度の県内ニーズ調査の結果や全国での設置状況に関する情報等を提供し具体的な検討を依頼したところであります。また八月に行われた文部科学省の夜間中学日本語指導研修会に担当職員を派遣するとともに、先行して設置している他県の夜間中学を視察し設置形態、入学資格、募集人員などのほか設置に向けた課題について把握に努めております。
 具体的には、対象者が県内の広域に存在し、さらに入学希望者の学習レベルがさまざまでありニーズも多様でありますことから設置場所や教育課程の内容、教員等の人的配置、募集方法などが課題となっております。現在各市町教育委員会に対して意向調査を行っており、今後は設置を前向きに考えている市町とともに協議会を立ち上げ具体的な協議を行っていきたいと考えております。
 県教育委員会といたしましては、市町教育委員会と連携し外国籍、日本籍の誰もが教育の機会を得られるよう夜間中学の設置に向けて積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp